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ビジネスシーンで「相手に印象を残す」装いのコツ 生地感でだらしなさを回避しつつ爽やかに演出

東洋経済オンライン / 2024年8月26日 9時0分

仕事上のポジションが変われば、コミュニケーションの相手や与えるべき印象も変化していく(写真:jessie/ PIXTA)

「印象管理」という言葉をご存じでしょうか。自分自身の「印象」を自分で「管理」(マネジメント)するという意味で、日本ではまだまだ浸透していないと感じます。しかし欧米では、“Impression Management” と呼ばれ多くの文献が出そろっており、当然のように実践されているのです。

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「自分の印象が相手に残らない…」

よく、こんな相談を受けます。

「自分の印象が相手にあまり残らないようで、2回目に会った時も初めてのように扱われます」

「上司や同僚、部下からの印象がまちまちで、自分がどう見られているのかわからない」

まるで自分の存在探しをしている方が多い印象を受けるのです。どうでしょうか、これらはすべて、“相手視点”に終始しているとは思いませんか。これでは右往左往してしまい、自分自身が定まりません。ビジネスでよい結果を出そうと思ってもなかなか難しいでしょう。

そこで一度、「自分はどう見られているのか」というネガティブな思考を手放してみてはいかがでしょうか。

印象管理とは、「自分はこういう人間です!」という「自分らしさ」を、ブレずに、かつポジティブに、相手にわかりやすく伝えていくことです。自分の印象を高めることで、相手の印象にも残りやすくなります。自分という人間が誤解なく相手に伝わるため、ビジネスもうまくいくこと請け合いです。私がつねづね、『印象を制する者はビジネスを制す』と声を大にして言い続ける理由はここにあるのです。

では、実際にどのようにすれば自分の印象を高められるのか。装いの視点から具体的に紹介しましょう。

「ドレスコードをなくした」という企業が年々増加しています。カジュアル化が促進される中、上手に移行できている人がいる一方で、当然ながらついていけていない人も散見されます。とくに暑い時期は、最もビジネスファッションに悩む時期でしょう。「暑くてもビジネスカジュアルをきちんと見せたいが、どうもうまくいかない」というのが大方のお悩みです。

ポイントは2つあります。

① だらしなく見えず爽やかに見えているか
② クライアントを意識しているか

①は、生地感が影響を与えます。同じカジュアルなシャツでも、ヨレっとしていればだらしなく見えますし、パリッとしていればそれだけでキチンと感が伝わります。

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