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ビジネスシーンで「相手に印象を残す」装いのコツ 生地感でだらしなさを回避しつつ爽やかに演出

東洋経済オンライン / 2024年8月26日 9時0分

今は各メーカーが競ってすばらしい機能素材(発汗、涼感、防シワ加工等)を開発しているので、選ぶのも楽しいはず。心地よく着られて、ご自身のビジネスにふさわしく印象を上げてくれるものがきっと見つかりますから、ぜひ探してみてほしいところです。

②は、コミュニケーションを良好にするうえで、とくに重要です。クライアントの中には、ドレスコードがなくてかなりカジュアルな企業から、ビジネスフォーマルを大事にする企業までさまざまでしょう。すべての相手に対して、「自分はこのスタイルだから」と一辺倒で押し通してしまうのは強引かもしれません。

仮に、ラフなスタイルでビジネスフォーマルな装いの企業に出向いた場合、たとえ自分は気にならなくても、相手先は無意識に違和感を感じるはずです。もしくは、相手よりカジュアルダウンした格好をすることで、お互いにばつの悪さを感じることも。

その日に会うクライアントを意識して、面倒がらずにアイテム選びをすることで、必ずやコミュニケーションによい影響を与え、ポジティブな結果に結びつくはずです。

リーダーや経営層、外見の落とし穴とは

チームリーダーや経営層の方、またはこれらを目指している方からは、こんな相談を多くいただきます。

「今までと同じ印象のままではいけないと思いますが、これから何に気を付けたらよいでしょうか」

ポジションが変わると、コミュニケーションを取る相手も変化します。経営層同士の付き合いもあるでしょうし、部下やスタッフからの見られ方も変わるので、今までと同じ印象管理ではしっくりこなくなるのも当然です。ぐいぐい行くリーダーでも、じっくり構えるリーダーでも、共通するのは「信頼と尊敬」が求められている点です。会社の顔として見られる立場として、外見からもそれが伝えられているでしょうか。

身だしなみを整えている程度ではなく、企業の方向性や存在感を伝えられたらしめたものです。例えば、「業界を牽引する企業」とうたいながら旧態依然とした古さを感じさせる外見では、第三者は懐疑的になりかねません。どんな装いであろうと、身に着けるもののクオリティを重視しながら表現してみましょう。

印象管理に成功している著名人2名

自分のテーマカラーやスタイルをある程度確立させておくと、「らしさ」が出来上がってきます。テーマカラーをパーソナルカラーから探す方法もありますが、自分にとってモチベーションが上がる色、インスピレーションをかき立てられる色がベストだと思います。小物など部分的でもよいので、自分に取り入れるとよいでしょう。

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