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経営者は「DXへの過大期待」を今すぐ捨てるべきだ 「効果出ない」悩む経営者に"足りない視点"は?

東洋経済オンライン / 2024年8月27日 8時0分

DXと構える必要はありませんが、労働生産性を改善するための変革を正しく認識しておく必要性は高いでしょう。

中小企業との接点が多い取引金融機関や商工会あるいは自治体などに、(非常に難易度が高いことは理解しつつも)啓蒙的な活動を期待したいところです。

ここまで、「DXの効果が出ない」と悩んでいる大企業の経営者や、効果算定のトリック、中小企業の現状などについてお話ししてきました。

いずれにせよ、大切なのは「効果算定の数字を過大評価しない」ことです。効果が出ないのであればやめるのも賢い選択肢のひとつです。

難易度は高いものの、経営者が「業務効率化の目標は、取引などのサービスのコストゼロ」と大胆な目標を設定することで、事業成長の契機をつかむという選択肢もあります。

DXの効果を「絵に描いた餅」では終わらせないためには、経営者の意思決定がカギを握っているのです。

大野 隆司:経営コンサルタント、ジャパン・マネジメント・コンサルタンシー・グループ合同会社代表

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