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「映えるビジネス文書」を作るフォント選びのコツ 「文字の太さ」や「体裁」「配色」にも気配りを

東洋経済オンライン / 2024年9月2日 9時0分

③その他注意点

スライドなどでは、1行の文字数が多すぎるのは好ましくありません。次の行を見失いやすくなるからです。スクリーンに映っている場合には、文章を目で追うだけで疲れてしまいます。特にキャプションなどは簡潔にしましょう。

(2)Word・Excel(報告書、契約書、請求書など)

WordやExcelでは、フォントを使い分ける工夫をすると好印象です。

見出しや強調したい部分、数値にはゴシック体を、本文には線が細くスッキリした明朝体を使うと見栄えがよくなります。

「MS Pゴシック」は、すべての文字が等幅の「MS ゴシック」に対し、文字幅が調整された(Pはプロポーショナルの意)ものです。通常のテキストでは前者を推奨しますが、文字による表組みやスペースを整えたい場合など、文字幅を均一にしたいときは後者を選択しましょう(図表4)。

最後に、用途別にお薦めのフォントと注意点をまとめます(図表5)。いつでも参照できるようにしておけば、資料作成時にフォントに関して迷うことはもうないでしょう。

森田 翔(もりた しょう) *公式サイトはこちら
日本つかみ協会代表、プレゼンテーション・プロデューサー。研修・コンサルティング事業を運営する。エーザイ株式会社の営業職として12年勤務した後、2020年に独立。2023年戸板女子短期大学非常勤講師。主催セミナーの開催数は年間300回、累計受講者数は3000人を超え、24か月連続で人気ランキングNo.1/600講座(ストアカ:プレゼン部門)を獲得。

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