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表舞台から消えたメグ・ライアンが今していること 女優としては見かけないが映画界には残っている

東洋経済オンライン / 2024年9月3日 11時0分

養女デイジーと連れ添って歩くメグ・ライアン(写真:Backgrid/アフロ)

『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』

【写真】人気沸騰の1987年、キャリアが下降し始めた2000年、久しく女優として見なくなった今【メグ・ライアンのビフォーアフターを見る】

1980年代末から90年代にかけて、メグ・ライアンは、ロマンチックコメディの女王として絶大な人気を集めた。親しみやすい笑顔はもちろん、レイヤーが入り、くしゃくしゃした感じの金髪も魅力的で、アメリカの女性たちはこぞって美容師に同じ髪型をリクエストしたものだ。日本では、「のほほん茶」のコマーシャルにも出ていた。

しかし、もう何年も、彼女の姿をほとんど見かけない。と思っていたら、つい最近、養女デイジーを連れてニューヨークの街を歩く様子がパパラッチされた。

【写真】人気沸騰の1987年、キャリアが下降し始めた2000年、久しく女優として見なくなった今【メグ・ライアンのビフォーアフターを見る】(4枚)

2000年頃からキャリアは下り坂に

デイジーはもう20歳で、大学に通っているとのこと。ライアンが2歳の女の子を中国から養女として引き取ったのは、デニス・クエイドと離婚した後。その女の子には別の名前がついていたのだが、引き取った後に「この娘にふさわしい名前はデイジーだと思った」と、新たな名前を与えた理由をメディアに語っていたのを覚えている。その頃にはもうヒット作に出なくなっていたので、ご無沙汰の期間はそれだけ長いということである。

「アメリカのスイートハート」と呼ばれ、ピーク時には映画1本につき1500万ドルのギャラを手にしていたライアン。キャリアに変化が起きたのは、2000年の『プルーフ・オブ・ライフ』あたりからだ。

その年の春に北米公開された『グラディエーター』で大注目されたばかりのラッセル・クロウとメグ・ライアンが組み、『愛と青春の旅だち』(1982)のテイラー・ハックフォードが監督するこの恋愛アクションスリラーは、当然のことながら期待が高かった。

ワーナー・ブラザースは、賞ねらい目的においても理想的な12月に公開日を据えた。だが、撮影中、ライアンとクロウのロマンスが発覚し、スキャンダルが世界を駆け巡ることになる。クロウはシングルだったが、ライアンは夫クエイドとの間に8歳の息子ジャックがいた。

この映画の取材では、映画に関する質問だけをするようにといつもより厳しいお達しがあったのを、筆者は覚えている。映画でライアンが演じる女性も既婚者で、誘拐された夫を助けようとしてくれる男性(クロウ)と心を惹かれ合うという話なので、なかなか気を遣ったものだ。

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