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85歳投資家「投資歴50年を生き残ってきた極意」 「老後のための2000万円」は将来的に足りなくなる

東洋経済オンライン / 2024年9月4日 7時0分

この当時、親から遺産の代わりに200万円をもらいましたが、そのとき買った埼玉県南部の一戸建て分譲が430万円でした。たいした物件ではありませんが、一応、3DKの住まいでした。

それが今では、都心の中古のファミリーマンションが安くて5000万円、新築のタワーマンションは1億円します。

このように、お金の価値は、インフレなどの影響でどんどん変わります。不動産などを保有していれば、価値の変動にリンクしますので、不動産価格はインフレなどについていきますが、タンス預金、ほとんど利息の付かない普通預金で放置すれば、時の経済の変動でドンドン、価値が落ちていきます。

いま、都内で、家賃3000円で住めるファミリーの家はありません。ラーメンも30円では食べられません。つまり、お金の価値は変動するということです。

どのように変動するかと言えば、価値が落ちるということです。落ちないのは、金相場と、都会の不動産です。この価値の変動の実態を知らないと、お金は増えるどころか、減っていきます。

老後資金は2000万円必要などと言われてもいますが、将来的に、この金額は、足りない金額になっていきます。そのために、不動産資産やリスクはありますが、株式などで経済の変動にリンクするお金の運用力をつけていきたいものです。

石井 勝利:個人投資家

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