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85歳投資家の「時代の流れに沿った資産形成法」 投資は当たり前の時代、リスクを取る勇気を

東洋経済オンライン / 2024年9月10日 7時0分

不動産、投資商品は、リスクがありますが、長期で考えれば、資産価値が上がり、供給に限度がありますので、投資先としては有効です。

お金を増やすには、勉強と経験が肝心だ

日本人には、昔から「守銭奴」とか、「お金は汚い」という言い方があります。しかし、「新NISA」が始まった2024年からは、日本では誰もが投資商品に手を出し、資産づくりに頑張る流れになっています。

本屋に行っても、ネットでも、「新NISA」に関する宣伝が盛んです。これは時代の流れであり、アメリカに比べれば遅すぎるほどです。私たちは、リスク商品である投資信託や株式投資で資産づくりに頑張らなければならないのです。

「私は投資には興味がない」といった遅れた考え方は許される時代ではありません。投資はギャンブルではありません。金融商品には価格変動というリスクはありますが、対象となる企業は、将来に向かい、成長企業として、社会に必要なビジネスを展開していきますので、自分に合ったテーマの銘柄を応援する気持ちで、お金を投じ、その成長の見返りをいただくことになるのです。

最初は、毎月1万円からでも構いません。しかし、対象の企業の業務の中身、業績、株価と割安・割高などなど、判断を求められます。投資判断の物差しであるPER(株価収益率)、PBR(純資産倍率)といった指標も理解しなければなりません。

株価がデータ通りに変化するとは限りませんが、株価は業績の変動にある程度、連動するのは間違いないのです。それに、生成AIというような時代の流れに沿ったブームや、円安で流れ込んでくるインバウンドの動向にも目を向けなければなりません。

その先に、安定した資産運用の成果があります。人から言われたからではなく、自分で投資対象の判断ができるようにすることが、お金を増やす見返りとなります。

それと、もう一つ。株価などの変動商品は、アメリカなどの経済動向、金利、政府の政策などにも影響を受けます。リスク商品なので、お金を入れるタイミング、逃げるタイミングも必要であり、機敏な動き、判断ができるようにしていくことが、安定的な資産運用の鍵となります。

私たちの時代よりも、いまの小学生や赤ちゃんの時代になれば、投資はいっそう当たり前となっていることでしょう。子供たちにバカにされないように、努力を惜しまないようにしましょう。

リスクがあっても踏み出す勇気を

お金を増やす、儲けるためには、多少のリスクがあっても、「ハイリターン」の株式投資や投資信託にお金を向けることが基本です。これらは、理にかなった動きをしますので、経験と知識があれば、高いリターンを得る可能性があります。

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