生鮮品の「ネットスーパー」使ってみてわかった壁 Amazonフレッシュなど主要大手を比較してみた
東洋経済オンライン / 2024年9月10日 11時0分
あらゆるものがネットで買える時代だ。洋服からデジタル用品、ニッチな趣味のものまでがネット通販で揃う。
【画像】大手、イトーヨーカドーのネットスーパートを覗いてみると・・・
しかし、ネットジャンキーでもなかなか手を出しにくいジャンルがある。食品、とくに生鮮食品だ。
砂糖やコーヒー豆といった保存食ならともかく、 肉・魚に野菜、卵に豆腐――日々の食卓に上る食材は鮮度が気になる。なるべくリアルの店舗でこの目で見て買いたい人が少なくないのではないだろうか。
しかし、合計金額を見ながら注文できるネットスーパーを使えば、「予算オーバー」と思えばカートから外すのも簡単、食費節約に役立つのではという声もある。
炎天下や悪天候の日に、わざわざ食材の買い出しに出かけずに済む。筆者もそうしたネットスーパーのメリットは理解していたつもりだが、最近、足を怪我して外出不能になったのを機に、数カ所のネットスーパーを実際に利用してみた。
リアルスーパーとネットスーパー、どちらが食費節約に向いているだろうか。実際に試してみると、そこからは意外な盲点も見えてきた。
1回2000円以上という「送料の壁」
日本におけるネットスーパーは、2000年に西友が開始した「西友ネットスーパー」が草分け的存在という。その後、イオンやイトーヨーカドーなど大手が追随し、今ではどこでも当たり前の存在になった。
ネットEC大手のAmazonがこのジャンルに参入したのが2017年。Amazonフレッシュとして首都圏エリア限定でスタートした。現在では「ライフ」「成城石井」「バロー」「アークス」等のスーパーとも提携、利用対象エリアを拡大中だ。
今回は、そのAmazonフレッシュを含む3カ所の大手ネットスーパーを利用してみた。節約の検証のため、プライベートブランドが人気のスーパーも使ってみた。
どのネットスーパーも、通常のネットショッピングのように商品を選んでカートに入れていく方式なので、合計額を見ればいくら買っているかはすぐにわかる。セール品のコーナーはあるが、リアルスーパーのように「よりどり3品で1000円」といったまとめ買いのポップに惑わされることもない。
今日は疲れたから出来合いの総菜で済まそうかと思っても、そんな商品の扱いはないので衝動買いも控えられる。これはいい調子だ――と思ったところに、ある落とし穴があった。
ネットスーパーの存在は知っていても利用しないという人が気にするのが、送料だろう。一定の金額以上買わないと無料にならず、安くても4000~5000円以上だったりする。
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