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高校2年間で300万円「伊藤蘭」に貢いだ彼の半生 進学も、就職も動かされ…63歳の今も熱烈応援!

東洋経済オンライン / 2024年9月10日 13時0分

実は石黒さん、追っかけ始めた高校1年生の夏休み、なんと腕に「RAN」と彫っているのです。

「カッターナイフで彫りました。左腕にキャンディーズ、右腕にRANと。自分に対する血判状的な覚悟の表明だったんですね。とにかく『やるしかないんだ』って。だからコンサートを追いかけていたのも、自分では遊び、娯楽、楽しみという感覚はではなかったですね。業というか宿命というかそんな感じは、それから47年経った今も同じです」

RANと彫った痕は今でもうっすら読み取れ、40代まではかなりはっきり見えていたので、「電車で吊り革握っていると横に立った人にギョッとされました」といいます。

今回の取材で、高校3年生までにキャンディーズにつぎ込んだお金を考えてみていただいたところ、コンサートにおける諸費用、レコード・雑誌の購入費など合わせて300万円にはいっていたはずと言います。周囲には話していなかったものの、もし話せば「ギョッとされた」ことでしょう。

なんとも真っ直ぐな石黒さんですが、ランに捧げる人生は、ここからが本番なのでした。(後編に続きます)

後編で紹介している写真はこちら

吉村 智樹:フリーライター&放送作家

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