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「iPhoneの新機能」使って最も感動したポイント 【現地リポート】iPhone新カメラボタンの使い勝手

東洋経済オンライン / 2024年9月10日 20時0分

【AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル】2万9800円(税込)、ノイズキャンセリングなし 2万1800円(税込)

従来のAirPodsのデザインを変更し、よりフィット感を高めた新しいデザイン。H2チップを内蔵し、アクティブノイズキャンセリングを搭載。充電ケースも小型化。

【AirPods Max】 8万4800円(税込)

従来のH1チップのまま、充電ポートをUSB-Cに変更。ブルー・パープル・オレンジの新色追加。

発表会における重要なトピックについて、解説する。

今回のiPhoneシリーズで注目されていたのは、iPhoneに搭載される人工知能、Apple Intelligenceについてだ。

細かい機能についてはすでに6月に開催されたWWDC24で発表済みだが、今回のiPhoneを「Apple Intelligenceのために一から設計した」としており、買い換えや乗り換えも含めて、大きなチャンスにしたいアップルの考えが透けて見える。

Apple Intelligenceは、大半は端末内で処理されるAIモデルの実行となり、一部はプライバシーに配慮しながらのクラウド処理が行われる。端末からデータを出さずAI利用できる点でプライバシーの観点から極めて有利で、とくに企業の利用などにも対応する。

しかしその分、スマートフォンのAI処理性能を高めつつ、消費電力が増えないようにしなければならない。今回のA18・A18 Proチップは、機械学習処理やメモリーの速度を高めつつ、電力効率を高め、端末上で頻繁にAI処理を行っても、バッテリー持続時間を維持できるようにしている。

すでに開発者向けベータ版で、アメリカ英語に言語設定をすると利用できるApple Intelligence。10月からはアメリカでベータ版として提供が始まることはWWDC24のアナウンス通りだが、これに加えて、イギリス、オーストラリアなどの英語圏で2024年12月に提供が始まることがアナウンスされた。各国の英語にローカライズされるという。

また、英語以外の言語については、中国語、フランス語、スペイン語に加え、日本語についても、2025年中に開始することが、今回明言された。

Apple Intelligenceが利用できるかどうかは、iPhone 16、iPhone 16 Proシリーズの購入・買い換え動機に大きく影響があると考えられ、主要市場での開始時期を明言することで、顧客の後押しをしようとしている。

魅力的な新色と「素材変更」

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