「iPhoneの新機能」使って最も感動したポイント 【現地リポート】iPhone新カメラボタンの使い勝手
東洋経済オンライン / 2024年9月10日 20時0分
例年、新モデルは、定番のホワイトとブラック以外に新しいカラーを追加しているが、今回iPhone 16シリーズは、鮮やかな青のウルトラマリン、落ち着いた緑のティール、iPhone 15よりぐっと色味が濃くなったピンクの3色が追加された。また、iPhone 16 Proシリーズでは、ゴールドカラーが追加されている。
Apple Watchに目を移すと、これまでステンレススチールを採用していたモデルは、表面を磨いたチタニウムに素材変更された。95%再生チタンを利用し、より環境負荷を下げる対策ととらえることができる。
昨年iPhone 15 Proシリーズで、ステンレススチールからチタンに素材が変更されており、製品本体で使われる金属は、アルミニウムとチタンに集約されつつある。いずれも、再生素材に転換され、クローズドサイクルの実現に向けた対策が進んでいる。
今回意外だったのは、iPhoneのカメラ機能をさらに進化させた点だ。しかも3つのアプローチを用意していた。
1つ目はセンサーのアップデート。iPhone 16では、超広角レンズでのマクロ撮影や、48MP Fusionカメラにより、より明るい撮影が可能になっている。また、Vision Proなどで立体的に見ることができる空間ビデオと空間写真への対応のため、カメラの配置を変更している。
2つ目は映像信号処理の高速化だ。iPhone 16 Proシリーズでは、メモリーが高速化されたA18 Proチップと、高速読み出しに対応する48MP Fusionセンサー、その大容量信号をチップに送り込むAppleカメラインターフェースを備え、4K120フレーム/秒の動画撮影に対応する。
これによって、映画のような滑らかなスローモーション再生の撮影にも対応し、iPhoneカメラの表現力を高めることにつながる。
そして最後に、「カメラコントロール」の追加だ。個人的に、今回のiPhoneの新機能で、最も感動したポイントといえる。これはiPhone 16シリーズ・iPhone 16 Proシリーズ共通で、端末の右側面に配置される新しいカメラの操作方法だ。
物理的に上下に動くボタンではなく、感圧センサーと静電容量センサーを備え、感触フィードバックを伝えてくるインターフェースで、擬似的に半押し、全押しといった、カメラのシャッターボタンのような操作ができるだけでなく、上下になぞることができる。
この記事に関連するニュース
-
今売れている「SIMフリースマートフォン」ランキング10選&おすすめ iPhone最新モデルや高コスパフォルダブルスマートフォンをピックアップ【2025年1月版】
Fav-Log by ITmedia / 2025年1月10日 7時40分
-
2024年のトレンドを代表する「スマホ&タブレット」5選【GoodsPress Award 2024】
&GP / 2025年1月1日 20時0分
-
あらためてiPhone 16シリーズは“買い”か? カメラ性能、ベンチで徹底検証!
ASCII.jp / 2024年12月31日 11時0分
-
「Appleの初売り」1月2日から 最大3万円分のギフトカード付与 iPhone購入で限定AirTagもらえる
ITmedia NEWS / 2024年12月27日 8時10分
-
インフルエンサーが考える「最高のiPhone」を調査して分かったこと
マイナビニュース / 2024年12月19日 11時0分
ランキング
-
11時間半の山越えバスが“タダ”!? 岐阜山間部の2大都市を結ぶ無料シャトルバス運行
乗りものニュース / 2025年1月15日 14時12分
-
2裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
3「来週会合で利上げ判断」=米新政権政策、賃上げ注視―植田日銀総裁
時事通信 / 2025年1月15日 16時8分
-
4悪質なデータ復旧事業者「レスキュー商法」の手口 多発する「納得できない作業結果と費用請求」
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
5松屋が「本気のガチ中華」で投入した商品の"正体" 「中華一番」の作者も唸る「水煮牛肉」の実力
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時40分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください