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遅刻理由を質問「Why are you late?」は失礼な訳 ビジネス英会話で大切な3つのポイント

東洋経済オンライン / 2024年9月11日 15時0分

(撮影:今井康一)

グローバル企業や外資系では、新しい期の始まりとなる9月。英語を使って仕事をすることになったものの、何気なく言い放ったひと言が、相手に失礼な印象を与えていないか気になるという方も多いのではないでしょうか。

また、英語で敬意を表すとなると、特別な英語表現を使わなくてはいけないのではないか、とたじろいでしまうこともあるかもしれません。

ですがカナダ出身で、オンライン英会話を提供するビズメイツ株式会社取締役の伊藤日加氏は著書『会議・プレゼン・メール・雑談で失敗しない! シンプル・丁寧・効果的なビジネス英会話のコツ96』の中で、「多くの日本人の持つビジネス英会話への印象とは異なり、実際のビジネス英会話は日常英会話よりもはるかに簡単」と述べています。

ビジネス場面において、相手と良好な関係を築くための丁寧な英会話表現を同氏に伺いました。

ビジネス英会話は日常英会話よりもはるかに簡単で、圧倒的にシンプル。

実際、グローバルで活躍する人たちがビジネスの現場で使っている英語も、極めてシンプルです。

彼らは「シンプル」「丁寧」「効果的」の3点を意識して、誰にでも伝わる英語で話しています。

ひとつずつ見ていきましょう。

「シンプル」な英語にするためわかりやすい表現を使う

まず、1つめの「シンプル」とは、わかりやすい表現を使うことです。

そもそもビジネス英会話は、「目的ありきのコミュニケーション」です。

「商品やプロジェクトの概要を伝えたい」「商談をまとめたい」「価格交渉をしたい」など、その目的が何であれ、何よりも重要なのは「意思と内容が伝わる」ことです。

そのため、とにかくわかりやすい話し方が好まれます。

世界の英語人口の多くを、第2言語として英語を使うノンネイティブ・スピーカーが占めていると言われています。

ビジネスの世界でも、ネイティブ・スピーカーだけでなく、多種多様なバックグラウンドを持つノンネイティブ・スピーカーの人たちと関わり合うことになります。

そのため、むずかしい単語や表現を使っても、ほとんどの人はわかりません。

一にも二にも、わかりやすい表現を使うべきなのです。

「いかにわかりやすく伝えるか」を意識して話すことは、グローバルで活躍する人の常識とも言える重要なポイントです。

相手の状況を考慮して「丁寧さ」を伝える

2つめの「丁寧」とは、相手を気遣って話すことです。

ビジネスの場では相手の立場に立って考えることが必要不可欠です。

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