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「同窓会でマウンティングする人」の賢いかわし方 「スネ夫」に対する「のび太」の反応を反面教師に

東洋経済オンライン / 2024年9月13日 17時30分

このように、関わらざるを得ない人にマウンティングされる場合は、「反応をしない」方法が有効よ。つまらなさそうな顔をして聞いているだけにするか、心のこもらないあっさりとした反応をしましょう。話題を変えてもいいわ。

また、マウンティング話にリアクションする人にも近寄らないこと。こういう人の側にいると、マウンティング話をアナタもうらやましく聞いているように見えるわよ。

充実している人は「マウンティング」する暇もない

気にしなければ気にならなくなるの

「臆病な犬ほどよくほえる」とはよく言ったもの。マウンティングする人も臆病だから、気にしなければモヤモヤする以上の被害はないわ。そうは言っても、最初は気になるかもしれないけれど、そのうち本当に気にならなくなるものよ。

マウンティングする人は、現状に何らかの不満を抱いているから、安易な方法で周囲に認めてもらいたいと思うの。アテクシも以前はマウンティングする人が苦手だったけれど、自己肯定感が低い人が多いことを知ると、「少しくらいは話を聞いてもいいかな」と思えるようになってきたわ。そこまで達観できたら、マウンティングする人は「敵」じゃないわね。

充実した毎日をすごし、すばらしい人生を歩んでいる人や、周囲から自然と憧れられる人はマウンティングをしないものよ。マウンティングする暇もないし、うらやましく思われることにモチベーションもないの。

マウンティングする人はちっともうらやましくない人だから、アナタがモヤモヤする必要もないのよ。人の幸せをうらやむよりも、自分の幸せに目を向けるほうが、大切なことじゃない?

とはいえ職場では「同僚の成績」が気になることも

マウントの取り合いは仕事の場面でもよくある話だと思うけど、他人の成績が気になる気持ちは、アテクシもよくわかるわ。恥ずかしながら、アテクシも自分の本の売り上げを気にしてしまうの。

いつの間にか「負けたくない相手」ができていることもあるわ。「他人と比べてもしかたがないじゃない。自分に集中よ!」などと言っていても、リアルのアテクシはそんなもの。とはいえ、その気持ちに振り回されないように心がけてはいるけどね。

「他人に負けたくない気持ち」だけで動くと、かえって自分の能力を発揮できなくなるものよ。他人の成績を気にしすぎると、自分のエネルギーを本来使うべきところに使えなくなるし、他人と比べて焦るからうまくいくはずがないわ。「負けず嫌い」がかえって負けやすくなるジレンマに陥るの。スポーツ科学には詳しくないけれど、いわゆる「スランプ」も、「負けたくない焦りが強くて、自分のパフォーマンスが落ちること」が原因の1つではないかしら。

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