1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

最新iPhone 16シリーズ「AI抜きの魅力」とは? 新しいカメラの実力は?実機を使用して検証

東洋経済オンライン / 2024年9月19日 0時0分

iPhone 16シリーズ全体を通して共通しているのは、全面ガラスの強化だ。これまでもセラミックシールドと呼ばれる割れにくいガラスが採用されてきたが、iPhone 16、iPhone 16 Proでは、第2世代のセラミックシールドが採用され、強度が50%向上している。

多くの人はケースを装着すると思うが、過去のiPhoneのケースは、iPhone 16、iPhone 16 Proのいずれのシリーズでも利用できない。

iPhone 16はサイズこそ同じだが、カメラ部分のデザイン変更、左側面へのアクションボタンの追加、右側面に後述のカメラコントロールの追加が行われており、過去のケースはうまく装着できなくなった。またiPhone 16 Proは画面サイズの変更により、そもそもケースをはめ込むことができない。

iPhone 16シリーズに乗り換える人は、ケースの買い換えも必要となる。なお、画面サイズが変わらないiPhone 16/16 Plus向けのスクリーンフィルムやガラス、そしてこちらもデザインが同じだったiPhone 16 Pro/16 Pro Max向けのカメラプロテクターは、流用することができた。

MacBook Airに肩を並べる性能

iPhone 16にはA18チップを搭載、iPhone 16 ProにはA18 Proチップが搭載となった。いずれも第2世代3nmプロセスで製造され、メモリーを8GB搭載し、高効率と高性能を両立させ、来るべきAIを日常的に利用し続けるスマホ利用の時代のための仕様となっている。

Apple Intelligenceが利用できないながら、iPhone 16シリーズの効率性とバッテリー拡大で備えているところを見ると、アップルは相当ハードにAIが利用されることを想定しており、iPhone 15 ProシリーズでもAIが利用できるが、体験として厳しいものになる可能性を示唆する。

特にiPhone 16シリーズは、前作より2世代チップの世代が上がっており、処理性能で30%、グラフィックス性能で40%の向上がなされている。

また、Google Pixel 9シリーズは、おおよそiPhone 12程度の処理速度だが、iPhone 12との比較では処理性能60%向上、グラフィックス性能は2倍となっており、ゲームや3Dグラフィックスを扱うアプリも、快適に動かすことができる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください