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「振られた仕事を断れない人」を卒業する簡単ワザ キャパオーバーで無理をしたって意味がない

東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時30分

また、仕事の評価は、最後の印象が大切よ。キャパオーバーの仕事を無理に引き受けるより、仕事量をコントロールしていい結果を出したほうがアナタの評価は上がるもの。その場合、最初に他の仕事を断った「過程」はあまり印象に残らないはずよ。

ただ、この「ペンディング法」にはコツがあるの。それは、保留する時に返事の期限を必ずつけること。「いつまでに返事できるか」を聞かれる前に、自分から期限を設定することが大切よ。そしてその期限は早いほうがいいわ。これによって「真面目に向きあっている」ことがきちんと相手に伝わるのよ。

大切なのは日頃からの「スケジューリング」習慣

もう1つやっておくべきことがあるわ。それは、今やっている仕事を普段からきちんとスケジューリングすること。

やらなければいけないことを全部洗い出して、1日当たりどれぐらい進めるのかをしっかり決めておく。これは具体的であるほどいいのよ。理想は、1日でやることを箇条書きで示せている状態ね。

これを日頃からやっておくと、今日やるべきことが常に頭の中にある状態になるの。ぜひ試してほしいわ。自分にどれぐらい余裕があるのかわかりやすいし、引き受けられる時はペンディングしなくても「はい、できます」と自信を持って言えるようになる。そうなると、アナタは成長するし、周りからの信頼も増していくわ。

話しかけづらい上司にこそ、徹底した「報・連・相」を

とはいえ、職場ではただでさえ話しかけづらい上司や同僚相手だと、こんなコミュニケーションすら取りづらいもの。しかも、「話しかけるな」とでも言いたそうなオーラを発している人に限って、「なぜ早く言わなかったんだ!」と怒るから厄介よね。

話しかけにくい人への具体的なコツを話す前に、心がまえを確認しておきましょうね。

それは、「どんなに話しかけにくくても、絶対に『報・連・相』をする強い意志」を持つこと。相手が話しかけにくいオーラを放っていても、「話すな」とは言っていないわ。

だから、何か問題が起きたら、表向きは自分が原因になるの。サイアクよね。コミュニケーションが取れないと、必ず事態は悪化するわ。話しかけづらくても、めげずに「報・連・相」よ。

そのうえで、3つのコツを紹介するわ。コミュニケーションは直接話しかけることばかりではないわ。直接話しかけにくければ、周りから攻めていく。これが攻略方法よ。

メールやチャットと会話を組みあわせるの

メールやチャットなどの文章と会話を組みあわせる方法は、トラブルの予防にもなるのよ。「直接報告しろ」と言う人もいるかもしれないけど、その時は、「つい先ほどメールでもお送りしましたが……」と答えてみて。

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