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iPhone 16どこで買う?「全キャリア」の価格比較 複雑な仕組み「実質負担額」のカラクリをひも解く

東洋経済オンライン / 2024年9月20日 16時30分

ドコモショップで買う場合

ドコモには、iPhoneの購入をサポートする「いつでもカエドキプログラム」「いつでもカエドキプログラム+」と、端末保証を提供する「smartあんしん補償」が用意されている。

「いつでもカエドキプログラム」はドコモの購入サポートプログラムで、端末を返却することを条件に、残債を免除する仕組み。最大48回(24回+24回)の割賦契約を前提としている。最初の24回は通常の分割払いで1回目から23回目までの支払いを行い、24回目に設定された残価を一括で支払うか、返却することで残価の支払いを免除するかを選ぶ。

「いつでもカエドキプログラム+」は12ヵ月目から22ヵ月目の早期返却が可能で、このプログラムを利用すれば、1年ごとに最新モデルへ乗り換えられる。早期返却時は返却後の支払金と残価が免除されるが、早期利用料の支払いと「smartあんしん補償」への加入が必須となる。対象機種は「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」で、「iPhone 16」では選択できない。

「smartあんしん補償」は、故障時の修理代金を上限1万2100円に抑え、紛失時には交換機を提供する。iPhone 16シリーズの場合、月額料金は1100円。

「いつでもカエドキプログラム+」を利用すると、iPhone 16 Pro(128GB)を12ヵ月で返却した場合、1年間の分割支払金が3万7812円、早期利用料の1万2100円と「smartあんしん補償」の1万3200円を加えて、実質負担額が6万3112円になる。

なお、ドコモオンラインショップでは、「いつでもカエドキプログラム」を利用する場合、オンラインショップ限定の5500円割引が適用される。

分割支払金(24回以降):24回目以降の支払いに再分割した場合の金額。

実質負担額(12回):12ヵ月間の分割支払金の合計、早期利用料1万2100円、「smartあんしん補償」の1年間分の費用を含んだ金額。

実質負担額(24回):23ヵ月間の分割支払金の合計と「smartあんしん補償」の4ヵ月分の費用を合算した金額(24回目の残価が免除された際の金額)。

iPhone 16 Pro(128GB)の実質負担額の構造

12ヵ月後に返却する場合は、24回の分割払いを組み、12ヵ月後に早期返却利用料を支払う形になる。12ヵ月間の分割支払金の合計は3151円×12カ月で3万7812円。早期利用料が1万2100円かかる。

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