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iPhone 16どこで買う?「全キャリア」の価格比較 複雑な仕組み「実質負担額」のカラクリをひも解く

東洋経済オンライン / 2024年9月20日 16時30分

12ヵ月利用時の実質負担額:初回12ヵ月間の分割支払金、早トクオプション利用料、あんしん保証パックサービスの料金を含む。

iPhone 16(128GB)の実質負担額の構造

初回12ヵ月間の分割支払金は、毎月3円とタダ同然。13ヵ月目以降は分割支払金が毎月3039円になるが、1年後に端末を返却する場合、この13ヵ月目以降の支払いは不要となる。

ユーザーは1年間で合計3万7236円支払うことで、最新のiPhone 16を利用できるのだ。この金額は主に保証サービス料と早トクオプション利用料で構成されている。

楽天モバイルで買う場合

楽天モバイルは「買い替え超トクプログラム」を購入補助プログラムとして展開している。48回払いの分割購入を前提とし、25ヵ月目以降に端末を返却すると、残りの支払いが免除される仕組みだ。例えば、iPhone 16(128GB)をこのプログラムで購入し、25ヵ月目に返却した場合の実質負担額は7万4188円となる。

端末の返却時には、事務手数料として3300円が必要。故障や破損がある場合は、最大2万2000円が別途発生する。楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+」に加入することで、故障時の負担を軽減できるため、端末を落としがちな人は検討しよう。

分割支払金(1回目〜47回目):1回目から47回目までの毎月の支払い金額。
分割支払金(48回目):48回目の支払いは最終回の残額で、返却しない場合に支払う額。
返却時の手数料:端末を返却する際にかかる3300円の手数料。
実質負担額(25ヵ月返却時):25ヵ月目に端末を返却した場合の実質負担額で、24回分の分割支払金と返却時の手数料を合計した金額。

総括すると、iPhone 16をずっと使うか、1年くらい使うかで、最適な選択肢が異なってくる。最新モデルの中で、最も安価なiPhone 16(128GB)を例に見てみよう。

Apple Storeでは12万4800円〜と、どのキャリアよりも割安だ。最大36回までの分割払いが利用可能で、キャリア契約に縛られない自由さがある。Apple Trade Inによる下取りも念頭に入れて検討しよう。

2年以上使って最新機種に乗り換える場合、キャリアの各種プログラムがお得だ。 ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を利用すると、実質負担額が23回払いで約5万円。au「スマホトクするプログラム」では13ヵ月後に返却する前提で実質負担額を約5.8万円に抑えられる。ソフトバンクの「新トクするサポート」なら、初期12ヵ月の分割支払いを月額3円で済ませられる。実質負担額も12ヵ月利用時で、補償サービス含め約3.7万円だ。 楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、実質負担額が25ヵ月後返却で約7.4万円。他社と比べるとやや高めだが、楽天経済圏のポイント還元などのメリットも忘れてはならない。

石井 徹:モバイル・ITライター

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