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東武博物館「スカイツリーライン高架下」の異空間 限られたスペースに展示車両がずらりと並ぶ

東洋経済オンライン / 2024年10月2日 7時0分

その8000系、東武博物館で主催する少年サッカー・少年野球大会での優勝チームの写真を飾ったメモリアルトレインなどとしても運転されていて、基本的にアーバンパークラインでの運用に就いている。

動態保存も手がける

「これからも、特急車両などを中心に保存すべき車両が出てくると思います。館内に展示するスペースが厳しいので、どうしていくか。悩ましいですが、それでも車両は一度壊してしまったらもう二度と復活することはできないですからね。動態保存を含め、なんとかして残していきたいと思っています」(山田館長)

まさにこれこそ博物館の最大の役割、というわけだ。

これまでは鉄道ファンや地元の子どもたちなどが来館者のメインだった。それが、最近はインバウンド隆盛、欧米の観光客もしばしば足を運ぶようになっている。

学芸員の山田さんは「なかなか追いつかないこともありますが、隔月で発行している『東武博物館だより』などを通じて、少しでも博物館の取り組みを知ってもらいたい」と話す。

関東地方の私鉄の雄・東武鉄道。開業から120年を超えるその歴史を支えてきた車両たちとさまざまな資料、そして地域との関わり。それが一覧できる東武博物館は、もしかすると東京の下町さんぽでは外せないスポットなのかもしれない。

鼠入 昌史:ライター

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