1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「仕事の切り替え」うまい人と下手な人の決定的差 完璧主義者や責任感が強すぎる人の重大盲点

東洋経済オンライン / 2024年10月2日 14時0分

(漫画:筆者作成)

仕事にメリハリをつけられない――。そんな悩みを抱えている人はどう改善すればよいのか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。

仕事でメリハリがつけられない人の特徴

※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

【漫画で読む】仕事にメリハリをつけられない人が陥っている悪循環

「仕事にメリハリをつけよう」とよく聞きますが、仕事にメリハリをつけられず、いつも疲弊している人とは、どんな人なのでしょうか?

例えば、自称完璧主義の人や責任感が強すぎる人は、本人は完璧に仕事をこなしたいと頑張っているのですが、完璧を目指すあまり自分の限界を超えてしまい、仕事が終わらずにたまっていったり、疲労が蓄積してミスが増えたりしてしまいます。

仕事と休憩のオンオフが曖昧になることで、心身ともに疲弊して、結果として成果を上げることができず、周りからの評価が下がっていきます。

また、自己愛が強い人もメリハリをつけにくいことが多いです。自意識過剰になって自分の実力を高く見積もりすぎて、いつまでたっても抱えている仕事に納得できず、時間ばかりが過ぎてしまいます。自分への周りからの評価が気になって、仕事の目標を見失ってしまうこともあります。自分を冷静に評価して行動に区切りをつけるのは、大事なことなのです。

メリハリやオンオフの区別をつけないと、つねにダラダラと行動する、あるいはつねに頑張り続けて疲労してしまい、それで能率が下がれば、「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまいます。

重要な仕事も任せてもらえなくなるし、一度そういった状況に陥ると、再びモチベーションを上げて挽回を目指すのは難しいです。時間もかかります。なにより、心身共にしんどいと思います。

与えられた仕事が終らなくて自宅に持ち帰ったり、不要な残業をしたり、仕事とプライベートの境界が曖昧になっていると感じる人は要注意です。

職場の人間関係を見直してみる

では、どうすればメリハリをつけられるか?

まずは職場の人間関係を見直してみるのはどうでしょうか。いつも一緒にいる人も自分と同じように、メリハリがない人だと感じることはありませんか? 朱に交われば赤くなるといいます。周りもこうだから……と悪い習慣に合わせることが当然になれば、なかなか自分を変えることはできません。プライベートの友人関係ならともかく、仕事ではダラダラとする人との付き合いに、少し線を引いてもいいのではないでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください