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ジョナサン跡地に出現「体験型イタリアン」の実力 すかいらーく新業態「ペルティカ」の実力やいかに

東洋経済オンライン / 2024年10月3日 10時0分

すかいらーくがオープンした新業態「イタリアン リゾート ペルティカ」。ただのイタリアンではなく体験型のイタリアンだ。その実態とは?(筆者撮影)

「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」など、ファミレスでおなじみのすかいらーくグループ。そのすかいらーく子会社であるニラックスが新業態の「イタリアン リゾート ペルティカ」を8月26日、東京・小平にオープンした。

【画像】たしかにジョナサンよりいいかも…12メートルもある「豪華なドリンクバー」はこんな感じ

ホームページを見るとファミレスらしからぬ高級感ある店内に豪華なドリンクバーなど、そそられる写真が並んでいる。早速行ってみた。

青梅街道駅から徒歩圏内に1号店がオープン

「ペルティカ」の最寄り駅は西武鉄道多摩湖線の青梅街道駅。駅からはすぐだが、広々とした駐車場も併設されており、筆者のように電車で訪れる人よりも車で来店する人のほうがメインなのかもしれない。

建物は明らかに郊外型のファミレスの造りをしており、調べてみるとやはり以前は「ジョナサン 小平店」を営業していた場所だった。

【画像13枚】すかいらーくが「ジョナサン」跡地につくった新業態、内装やメニューはこんな感じ

「高原リゾート」をイメージしたという店内は、確かに従来のファミレスとは一線を画す雰囲気。高級感があり落ち着いた空間だ。

ちなみに同グループが展開するカフェ業態「むさしの森珈琲」の内装も、「高原リゾート」をイメージして内装をデザインしているそう。「高原リゾート風」はすかいらーくの十八番なのかもしれない。

全長12メートルの「インペリアルドリンクバー」

ファミレスの醍醐味と言えばドリンクバーだが、この店の目玉は「インペリアルドリンクバー」。“インペリアル=最上級の”と謳うだけあり、全長約12メートルにわたって豪華ドリンクがずらりと並ぶ。

ボタンを押すと濃縮液と水がジャーっと流れてくる味気ないディスペンサーはここにはない。ジュースやフルーツティーのポットが並び、紅茶も様々なフレーバーの茶葉が置かれ目移りしてしまう。炭酸サーバーもあり、シロップを割って好みの炭酸ドリンクも楽しめた。

何より感動したのは、コーヒーの「ブリューイングマシン」。ハンドドリップする際に使うものと同じような三角ドリッパーにペーパーフィルターとコーヒー豆をセットし、スイッチを押すと自動でいい感じに湯が抽出される。人の手で淹れる時と同じような動作で抽出されるので特別感があった。

「体験型」のメニューが新しい

ドリンクだけでなく料理も従来のファミレスにはない工夫が見られた。「ペルティカ」では「体験型」のメニューが売りで、その1つが「擦りたてフレッシュバジルのジェノベーゼ」だ。

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