北海道北見「Uターン起業」した彼の"仕事と休み" 道東エリア「いる人たち」で創る余暇の楽しみ
東洋経済オンライン / 2024年10月4日 11時0分
突然ですが、あなたは今疲れていませんか?
医学博士で疲労研究の第一人者である片野秀樹氏の著書『休養学:あなたを疲れから救う』では、疲れをためないために「前もって休んでおく」ことを推奨しています。
「起業した今の方が忙しいけど、疲れる前に自分のペースで休めるので気が楽です」と語るのは、一般社団法人「ドット道東」の代表として、北海道の東側・道東エリアの活性化に取り組む中西拓郎さん。
中西さんに書籍『休養学』と現在の活動について語っていただきました。
北海道道東エリアでのフルリモート
現代人は、やはり疲れているんですね。『休養学』を読んで、特に、積極的・主体的に休むという「攻めの休養」という点から深い学びを得ました。
【写真で見る】「もう疲れを残さない」疲労研究の第一人者による1冊
「ドット道東」は、メンバーそれぞれが北海道の北見市、釧路市、浦幌町、芽室町と道東の各地に住んでいて、それぞれの地域でブランディングやPR、求人情報の発信やジョブ・マッチングなどを手掛けています。
みんなバラバラですから、仕事はフルリモートです。定例のミーティング以外は、フレックスで、コアタイムも決めていません。
僕自身は、休日も関係なく稼働しています。午前9時頃に仕事をはじめて、食後に眠くなったら仮眠して、深夜12時頃まで作業していることもありますね。疲れたら少し休んで体力を回復させるという感じです。
昼間は、打ち合わせや取材で外出しますが、カバーしているエリアが広いので、1時間の打ち合わせのために、車で片道1時間半運転することもあり、デスクワークは深夜になりがちです。
道東地区は、公共交通機関での移動も限られていて、特に、郊外へ取材に行くには、車を運転していかなければなりません。冬道は滑りますし、夜は野生動物が現れることもあり、緊張しますね。
遠方に出かけるときは、スキマ時間で温泉に入るようにしています。北海道は、多くの土地に温泉施設がありますから、目的地への道中で立ち寄ることが多いですね。
特に、帯広市内のモール温泉は、植物性の有機物を多く含むお湯でとても気に入っています。温泉には助けられているなという実感があります。
管理された勤務時間に疲労した公務員時代
僕は北海道北見市の生まれです。防衛省に入省して、千葉県で過ごしてから、北見市にUターンし、フリーランスを経て「ドット道東」を立ち上げました。
公務員時代は、曜日と時間を制限されて働くことがストレスでした。そこまで多忙というわけではないのですが、5日間働き切って土日に休むというように、くっきりと時間が分かれていることに疲れを感じていたんです。
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