"56のサッカーチーム巡る"自閉症の子と父の挑戦 ドイツでヒット『ぼくとパパ、約束の週末』
東洋経済オンライン / 2024年10月7日 13時30分
そして脚本づくりにおいても、ジェイソンが全面協力。緊密に連絡をとりあいながら、映画で描かれたエピソードについて、自閉症の細かい症状などについて、みっちりとレクチャーを行った。
また劇中でジェイソンがパニックになるとノイジーな効果音が鳴るという演出が施されていることで、自閉症の患者が何に不快感を抱くのか、観客も追体験できるようにもなっている。実際にドイツでもこの映画を観て、自閉症の人の頭の中がどうなっていて、何に苦しんでいるのか、ということをより深く理解した、という声もあったという。
そして本作を撮影するにあたり、ドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガを運営するドイツサッカーリーグ機構(DFL)の協力を得て、ドイツ各地のサッカースタジアムでのロケも敢行。ジェイソンたちが訪れる、それぞれのスタジアムやサポーターの特色が垣間見えて、旅情気分も味わえる。
世界的に見ても自閉症はけっして珍しい病気というわけではない。だが一見すると、彼らが何に苦しんでいるのか、というのはなかなか分かりづらい。そこでまずは映画を観るところから理解を深めていくのはどうだろうか。
壬生 智裕:映画ライター
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