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「こんな上司がいたら、会社辞められないですよ」 離職の「原因」となる上司、「抑止力」となる上司

東洋経済オンライン / 2024年10月8日 9時30分

これまでさまざまな経営者やビジネスマンを見てきましたが、長期的に成功している人の多くは、人の喜びを我が喜びとし、人の悲しみを我が悲しみとしています。

人は感情が強く動いたとき、その感情を深く共有してくれた人に絆を感じます。

部下やお客様の喜びを我がことのように喜び、部下やお客様の悲しみを我がことのように悲しむ。

そういう人からは、部下も顧客も離れません。それがビジネスの基盤となり、長期的な成功に繋がっていきます。

部下の立場でイメージしてみてください。

自分の成長を我がことのように喜んでくれる上司と自分の成長に無関心な上司。

両者では、「この上司は自分のことを見守ってくれている」と感じるかどうかは大きく異なるでしょう。

それによって上司との絆の感じ方も変わります。

離職の原因となる上司、抑止力となる上司

もちろん上司との絆があればすべての離職を防げるというわけではありません。上司がどれだけ見守っても、上司に絆を感じても、辞めていく部下はいます。

ただ、こういった関わりは離職の大きな抑止力となるものです。会社に不満があったり、別の会社に興味がわいたりした場合、上司との関係が希薄か、上司に強い絆を感じるかで、離職を思い止まる可能性は大きく変わります。

部下の離職を防ぐためにも、部下の成長に関心を持ち、部下の成長を喜べているかについて、一度、振り返っていただければと思います。

藤田 耕司:経営心理士、税理士、心理カウンセラー

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