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石破首相「裏金議員=非公認・重複なし」決断の裏側 自民党内に怒り、言動の大きなブレで国民不信も

東洋経済オンライン / 2024年10月9日 7時30分

石破首相は党首討論で改めて解散を明言し、9日午後の衆院本会議で解散を断行する方針。これを受け、次期衆院選は15日公示、27日投開票の日程で実施される。石破首相は同夜、官邸で記者会見し、解散断行についての見解を表明する。首相就任から8日後の解散、26日後の衆院選は、いずれも戦後最短で、解散から投開票まで18日間は、17日間だった前回2021年衆院選に次いで戦後2番目の短さとなる。

こうしてみると、「石破首相は、はじめから解散ありきのシナリオで突っ走った」(立憲民主幹部)ことになるが、「総裁選での発言との矛盾や、総裁や首相就任後の言動の大きなブレが石破首相への国民的不信につながっている」(政治ジャーナリスト)ことは否定できない。それだけに、「10・27衆院選では自ら政権危機を作り出した石破首相の宰相としての資質が問われる」(同)ことは間違いない。

その石破首相は8日昼、森山幹事長、小泉選対委員長と会談し、次期衆院選で旧安倍派の議員らに比例重複立候補を認めない代わりとして、女性候補の擁立を指示した。女性議員の増加が狙いとみられるが、執行部内でも「地方議員も含め、女性議員の候補となる人材は限られており、限られた時間内に擁立するのは難しい」(選対幹部)との声も出ている。

泉 宏:政治ジャーナリスト

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