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「可愛い」67歳が意識する"イタいおばさん"化防止 早くからケアすればよかったと後悔したのは?

東洋経済オンライン / 2024年10月14日 10時30分

67歳とは思えない肌ツヤや黒髪は、どのようにして保たれているのでしょうか(出所:『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』)

美容雑誌の編集に長く携わり、YouTubeでも活動中の美容ジャーナリスト、天野佳代子さんは今年67歳。年齢を聞いて驚く若々しさを、どのように保っているのでしょうか。天野さんの新著『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』より一部を抜粋し、そのヒントを探ります。

50歳から目指す「美人」ではなく「可愛い人」

私は今、67歳。年齢より若く見えて、「可愛い」と言っていただきます。

【写真】"奇跡の67歳"と称される天野佳代子さん

実は、「可愛い」と言われるようになったのは、60歳を超えてから。50代までは「若い」とはたまに言われることはあったものの、「可愛い」なんてお言葉をいただくことはありませんでした。

60歳を過ぎ、なぜ「可愛い」の称号をいただけるようになったのか。

明確な理由があります。美容の方向性を180度変えたのです。

子供の頃から丸顔で童顔がコンプレックスだった私。50代までは顔を細くすっきり見せるメイクに注力していました。目は切れ長、頬をシャープにして面長顔を作る。いわゆる大人っぽい「美人」に見えるメイクです。

しかし老化は確実に進行しています。目は細く小さくなり、肌はたるんで頬はこけ、顔はゴツゴツとベース型に。さらにシワやくすみが加わり、「意地悪顔」や「不幸顔」にも見えがちなのが大人です。

その変化を無視して、「美人」メイクを続けていては、老化が強調されるだけということに気づいたのです。

大人に必要なのは、20代の頃のような「可愛い」顔。ぱっちり丸い目、ツヤを放つ高く丸い頬、ふくふくと丸いフェイスライン。幸福感にあふれ、そばにいる人も幸せにするような丸い顔。老化が目立ち始める50歳を過ぎたら、メイクは「丸」を意識して「可愛い」顔を目指すのが正解なのです。

スキンケアも肌をふっくらさせるものに切り替え、ボリュームが減った髪は丸みのあるひし形に。結果、年齢を重ねても無理のない「可愛い」が出来上がり、それが若々しさをよみがえらせたのだと思います。

では「可愛い」大人とは、どんな人でしょう?

頬に明るいツヤがあり、柔らかい印象のメイクで、髪に清潔感のある人、だと私は思っています。

なかでも「可愛い」を感じさせる最強の要素だと思っているのが、頬のツヤ。子どもが無邪気に笑ったときの、高く持ち上がった頬を連想させ、見る人になんともいえない幸福感を与えるからです。

そして「丸い」メイク。人の顔は年を経るとたるんで影の深い「意地悪顔」「不幸顔」に近づきます。これを「丸い」メイクで、若々しくほがらかに見えるよう補正していくのです。

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