「可愛い」67歳が意識する"イタいおばさん"化防止 早くからケアすればよかったと後悔したのは?
東洋経済オンライン / 2024年10月14日 10時30分
■おばさんであることを隠す、無自覚になる
年齢は厚塗りで隠せるものではありません。また、今どき世代の娘や息子がいる、「推し」が若いという理由だけで、流行を知ったつもりで取り入れても浮くだけです。大人の今に似合う「可愛い」を探しましょう。
■自己流ケアしかしない
意外と多いのが、自己流で覚えたスキンケア法をそのまま続けている方。それが悪い手癖となって肌を傷めつけていることも。自分の「常識」を見直し、正しい知識や、年齢に合った方法で更新していきましょう。
■くっきりメイクで盛る
眉毛を太くしっかり描く、黒いアイライナーで目尻を跳ね上げる、リップラインを小さく描くなど、20代、30代で覚えたメイクを継続している方、古いメイクは古い顔しか作れません。今日で卒業を。
■年齢のせいにする
シワ、シミ、白髪といった美容上の問題から、疲れやすいなど体の問題まで、不調はすべて年齢のせいでどうにもならない、と思わないこと。きちんとメンテナンスをすれば改善することも、たくさんあるはずです。
首は顔より早く老ける
私の美容人生で、早くから真剣にケアしておくべきだったと後悔している箇所はいくつかありますが、なかでも上位に挙げられるのが首です。
首は顔よりも早く、老けが進行します。顔と違って首の皮膚は、筋肉や骨などの支えになる組織に付着していないため、非常にゆるみやすいのです。だからすぐにシワやたるみが表れてしまう。
私がそのことを知ったのは40代になってからで、それまでは首には無関心でした。おかげで顔に比べ、首は老化がずっと早い。以前、「奇跡の60代」というふれこみでテレビ番組に出演したとき、SNSで「顔は若くても首が年寄り」と書かれてしまい、本当にそうだよ、と自分でも思いました。
首老化を防ぐために、スキンケアの全ステップを首にも加えてください。ポイントは首にもう1つ顔があると思って、顔につけたのと同じ分量のスキンケアを使うこと。前から後ろへ引き上げるようにのばして、ゆるみやすい首にハリを出していきましょう。
天野 佳代子:美容ジャーナリスト
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