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仕事の無理難題「できる」に変える2つのステップ 「原価半減プロジェクト」成し遂げた筆者が伝授

東洋経済オンライン / 2024年10月16日 16時0分

・極端な問いかけ=
「もし、3倍の発注が来たら?」
「もし、先輩たち3人が同時に育休を取ることになり、上司と2人だけになったら?」「この部品や、このプロセスをなくしたら?」

日々の小さいカイゼンの積み重ねも大切ですが、自分たちの限界や常識の枠を取り払うことで、抜本的なカイゼンを生み出すことを考えることも大切です。

・STEP 2 大マジメに解決策を考える

極端な制約条件を設定したら、次はそれをクリアするための方法、解決策を大マジメに考えてみます。具体的には、解決された状態と現状とのギャップを明確にし、そのギャップに対して「なぜ?」と問いかけてみます。

フレッシュな気分で、理想像と現状のギャップが大きい部分に、「そもそもなぜ現状はこうなのか?」と問いを立て、思考を加速させていくのがポイントです。

そのうえで、「どうしたら、できるのか?」と視点を変える問いかけを用います。その際、「なぜ、できないのか?」「なぜ、うまくいっていないのか?」というような「できない理由」や「できていない理由」を探す方向に行かないように注意します。

コツとしては、「もし、あなたが社長だったら、このギャップをどうカイゼンしますか?」

というように、「もし、いまの会社が『業界最大手企業』だったら?」「もし、10年後の自分だったら?」「もし、この制約条件こそが成功条件に変わるとしたら?」というように、柔軟な発想で視点を変えながら問いを立てていくのがポイントです。

森 琢也:株式会社クック・ビジネスラボ代表取締役、中小企業診断士

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