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秋の食材「上手に」冷凍保存するちょっとしたコツ しいたけ・さつまいも・生ざけ…どう冷凍する?

東洋経済オンライン / 2024年10月16日 13時30分

しいたけは冷凍すると、うまみがアップする。軸も捨てずに冷凍する(出所:『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』)

ようやく涼しくなり「食欲の秋」がやってきました。秋の食材も市場に出回るが、つい買いすぎてしまう人や、まとめて購入し後ほど調理に使いたい場合は冷凍するのがおすすめです。

そこで「2024年度 第11回料理レシピ本大賞 in Japan」料理部門で入賞を果たした書籍『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(ニチレイフーズ監修)から一部を抜粋・再編集し、秋の食材の冷凍方法を深掘りします。

(編集部注)保存期間は目安です。まな板や包丁など調理器具の衛生状態や、食材の状態、冷凍庫・冷蔵庫の開け閉めの頻度等、ご家庭の保存状態や季節などにより変わる場合がありますのでご注意ください。

きのこの冷凍方法をチェック

ワザ①まいたけは裂いて冷凍する!

冷凍まいたけの風味を損なわないためには、「新鮮なうちに」「洗わずに」冷凍することがポイントです。食べやすい大きさに手で裂いて、そのまま冷凍用保存袋に入れ、空気を抜くようにして口を閉じ、冷凍庫へ。

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天ぷらや鍋に使う場合は大きめに、汁物や炊き込みごはんに使う場合はやや小さめに裂くとよいでしょう。保存は約3週間。

また自然解凍では水分が出て、味や食感が損なわれがちです。必ず凍ったまま加熱調理しましょう。

【写真】秋の食材を冷凍しておいしく調理するコツ(11枚)

ワザ②しいたけの軸は捨てない!

しいたけは冷凍により旨みがアップするうえ、食感も変わらず、調理の際も味が染み込みやすくなります。

洗うと風味が落ちるので、気になる汚れがあったらペーパータオルで拭いて落としましょう。石づき(軸の下の硬い部分)・軸・かさに切り分け、石づきは取り除きます。

しいたけのかさは丸ごと冷凍用保存袋へ。軸はまとめてラップで包み、かさと一緒に冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。保存は約1カ月。

しいたけの軸は、歯ごたえがあるため捨ててしまいがちですが、実は旨みも豊富。少量では料理に使いにくいため、しいたけのかさだけ使って軸が余ったら、その都度冷凍用保存袋に入れ、使いやすい量( 6~10個程度)がたまるまでストックするとよいでしょう。

この場合はラップで包まなくても大丈夫。冷凍で約2カ月保存可能です。

料理に使う時は必ず加熱を。凍ったままカットして使用可能なので、スープ・炊き込みごはん・野菜炒め・かき揚げなどの具にも使えます。軸を丸ごとトースターでこんがり焼き、しょうゆをかけて食べるのもおすすめです。

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