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秋の食材「上手に」冷凍保存するちょっとしたコツ しいたけ・さつまいも・生ざけ…どう冷凍する?

東洋経済オンライン / 2024年10月16日 13時30分

ワザ③さつまいもは生のままカット冷凍

さつまいもは常温保存だと芽が出たり、冷蔵保存だと黒いブツブツが出たり、意外と保存が難しいのが悩みです。

そのため、劣化する前に切って冷凍するのがおすすめ。まず、たわしなどを使って泥をきれいに落とし、水気を拭き取ってスティック状、いちょう切り、輪切りにします。

切断面が多いスティック状といちょう切りは少量ずつラップで包み、輪切りはそのまま、それぞれ冷凍用保存袋に入れて平らになるように広げ、冷凍庫へ入れましょう。保存は約1カ月。

輪切りは煮物に、いちょう切りはごはんや味噌汁に、スティック状は芋けんぴや大学芋に、それぞれ凍ったまま調理するのがおすすめです。

ワザ④かぼちゃは帰宅後すぐ種とわたを取り除いて冷凍

かぼちゃは種とワタが傷みやすいので、買ったら即、取り除いておくのが鉄則。日持ちも3~4日程度と短めなので、すぐ使わない場合は冷凍しましょう。

種とワタをスプーンなどでくり抜いた後、余分な水気を拭き取って小さめの角切りや薄いくし形切りに切ります。1回分ずつ小分けにしてぴったりとラップで包み、冷凍用保存袋へ入れましょう。保存は約2週間。

調理する前に事前解凍すると、解凍中に変色が生じるうえ、味や食感が損なわれてしまいます。凍ったまま加熱調理して、食感、味、色の変化を軽減しましょう。

里芋の"面倒臭い"皮むきを解消する

ワザ⑤里芋はラップで包んで冷凍したら皮むきが楽チン

里芋は毛の流れに逆らうようにして繊維と泥を取り除きながら流水で洗い、水気をしっかりと拭き取ります。

その後、1個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。里芋が小さい場合は、2~3個まとめてラップで包んでもOKです。

解凍時はラップで包んだまま電子レンジ(500W)で1個あたり約90秒加熱。上下を返して再度約90秒加熱(時間は目安)。冷めないうちにペーパータオルで包みながら手で皮をむきます。

旬の生ざけも冷凍でおいしくいただく

ワザ⑥生ざけは酒と塩で臭みを抑える

生ざけは早めに下処理することで冷凍後もドリップが出にくく、生臭さを抑えられます。バットにのせて酒と塩を全体にふり( 1切れに対して酒小さじ1、塩ひとつまみが目安)、10分程度置くと、さけの身から水分が出てきます。

表面に出てきた水分をしっかり拭き取り、1切れずつラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋へ。金属製のバットにのせて急速冷凍。

解凍は、冷蔵庫に約1時間30分置いて半解凍するか、電子レンジ(200W)で1切れ(90~100g)あたり約1分加熱して半解凍し、加熱調理。半解凍で加熱する場合は、生のときより火加減を弱くして加熱時間を長くする。

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