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3年ぶりの刷新、AIにも対応「iPad mini」は買いだ ただし「Apple Pencil」は買い替える必要あり

東洋経済オンライン / 2024年10月23日 9時40分

iPad miniとApple Pencil Proで、メモアプリにスケッチ。コンパクトでどこにでも持ち運べるAI時代の文具だ(筆者撮影)

なんの前ぶれもなくリリースされて、驚いた人も多いのではないだろうか。

【写真】iPad mini (A17 Pro) パープル。Apple Pencil Proは側面に磁石でくっつけて充電できる

アップルは8.3インチ型タブレット「iPad mini(A17 Pro)」を10月23日に発売する。Wi-Fiモデル、128GBストレージで、7万8800円(税込)〜。iPad miniの刷新は3年ぶりとなる。

発売に先駆けて試すことができたので、先行レビューをお届けする。

最も小型で軽く、毎日、パソコンと一緒に持ち運ぶことができるiPad miniは、デジタル文具としての魅力を放つ、ビジネスに欠かせないツールとなった。

iPad miniを3年間しっかり愛用していたユーザーは、アップグレードをお勧めする。ただし、第5世代、第6世代で利用してきたApple Pencilがそのまま利用できないため、ペンシルの再投資がネックとなる。

3年ぶりの刷新

iPad miniは、10インチクラスのタブレットをスタンダードとするiPadシリーズの中で、小型であることを売りにしている製品だ。

2019年3月に7.9インチのiPad mini(第5世代)が登場。続いて2021年9月にはサイズを拡大・デザインを変更した8.3インチのiPad mini(第6世代)が発売された。

おおむね2〜3年の周期で刷新され、他のiPadシリーズに比べると頻繁とはいえない製品サイクルをもつiPad mini、第7世代の登場は3年ぶりの刷新となる。

なお、今回から、モデル名が世代の数字ではなく、搭載するチップ名がつけられるようになった。これは2024年5月に刷新されたiPad ProとiPad Airから採用されており、わかりやすさを優先する変更となった。

3年前の第6世代でデザインを刷新しており、これと同じデザイン。ブルーとパープルの淡い色合いと、スタンダードなスターライト、そしてスペースグレイの4色を取り揃える。

今回の刷新で目を引くのは、昨年のiPhone 15 Proと同じ、A17 Proチップを採用した点。これにより、iPad mini(A17 Pro) はデバイス上で処理する生成AI対応機能、Apple Intelligenceが利用できる。

【画像】AIを用いた色調編集、Apple Pencil Proを握ると表示されるスクイーズ機能、ペン先がどこを示しているかがわかるホバー機能、カメラに映った文字をそのままテキストとしてコピーできる機能など

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