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「強盗に狙われやすい」危険な家"10の特徴"と対策 あなたの家は大丈夫?今日からできる防犯対策

東洋経済オンライン / 2024年10月23日 9時30分

一見、防犯性の高い対策に思えても……(画像:keikyoto/PIXTA)

首都圏で発生し、殺人や連れ去り監禁も起きた連続強盗事件。次々と実行犯が逮捕され、その実態が明らかになりつつある。

【画像】あなたの家は当てはまる?「危険な家」10の特徴

しかし恐ろしいのは、その実行犯は「闇バイト」で即席的に集められた者たちで、今回の事件の犯人が逮捕されようとも、今後も全国で同様の事件が発生しうる危険性があるということだ。

市民の間では防犯意識がこれまでになく高まっている。これから対策を考えている人のために、セキュリティコンサルタントの視点から、「危険な家」の特徴と「今すぐやるべき防犯対策」をお伝えしたい。

「危険な家」10の特徴

「闇バイト」で集められた即席集団であったとしても、犯行グループは強盗に入る前に下見をしていると思われる。大体の狙いを定めた地域で、水道や屋根の修理業者を装って民家の中に入り、その家庭の情報を集めてターゲットを決めている。

もちろん、そういった怪しげな者に声をかけられたり、訪問を受けたりしても絶対に家に入れないこと、そして家庭の情報を一切渡さないことが肝心だ。

しかし、外から見てわかってしまう情報もある。また、「訪問業者を装って、この家の中を調べよう」と思われやすい家というものも存在する。

では、犯行グループから見てターゲットにしやすい「危険な家」とは、どのような条件の住宅だろうか。次の「10の特徴」が当てはまる家は注意したほうがいい。

【強盗に狙われやすい「危険な家」の特徴】

1. 家が目立たない位置にあり、周囲が雑然としている

2. 周囲に高い塀やフェンス、木が多く、隠れやすい場所がある

3. 門やフェンスの施錠がされていない

4. 照明が少なく、夜間は真っ暗

5. 家の構造が入りやすい作りである(ドアや窓が多い)

6. 玄関の鍵が古い・ドアの立て付けが悪いなどで、防犯性が低い印象がある

7. 高級車がつねに駐車されている

8. 家族構成がわかりやすいものが目につきやすい場所にある(洗濯物など)

9. 住人が高齢者や一人暮らしだと周囲に知られている

10. 近隣との交流が少ない

言わずもがなだが、強盗は外から見えにくい家を好む。ポツンと一軒家のように、周囲から断絶された場所にある民家が危険なのはもちろんだが、住宅街にあっても、周囲から隔離されたような印象の家は注意が必要だ。

たとえば、防犯やプライバシー保護のために高い塀やフェンスを設置する家は多い。確かに犯行グループが下見する際には家の中を見られずに済むだろうし、侵入の際には乗り越える手間ができるという点では、防犯になるかもしれない。

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