1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

4万超えvs1万円以下「ホットプレート」徹底比較 BALMUDA The Plate Pro、山善「減煙焼き肉グリル」

東洋経済オンライン / 2024年10月26日 12時0分

手前がバルミューダの「BALMUDA The Plate Pro」、奥が「減煙焼き肉グリルXGRILL TRIPLE(YHP-TX130)」(筆者撮影)

焼肉やお好み焼き、ホットケーキなどを作るのに最適なホットプレート。最近は煙が出にくいものや煮込み料理にも対応できる深いプレートのタイプ、テーブルの上で映えるスタイリッシュなデザインのものも登場し、選択肢が増えている。価格も数千円から数万円まで、幅が広い。そこで、今回は市場価格4万4550円のバルミューダ「BALMUDA The Plate Pro」と市場価格8980円の山善の「減煙焼き肉グリルXGRILL TRIPLE(YHP-TX130)」の2モデルを比較することにした。バルミューダが山善の約5倍という価格差だ。はたしてそこまで違いを体感できるだろうか。

【画像】違いが一目瞭然!バルミューダと山善のホットプレート2製品で焼肉をしたところ

一番の違いは「プレートの素材」

バルミューダの特徴は、高い蓄熱性能を実現する6.6mmのクラッドプレートを採用していることだ。クラッドプレートとは異なる金属を貼り合わせた鋼板のことで、0.8mmのステンレス素材で5mmのアルミニウム素材を挟んで貼り合わせている。一般的なホットプレートは約3mmのアルミニウムの素材にフッ素塗装などを行っている場合が多いが、プレートが分厚い分、ずっしりと重い。深さはなく、平らなプレートなので、汁が出るような料理には向かない。

山善は、一般的なホットプレートだ。「減煙焼き肉グリル」というものの、吸煙するわけではない。油を下に落とすことで油の焦げ付きをおさえ、煙を抑える仕組みだ。付属品は豊富で、焼肉プレートのほかにたこ焼きプレート、平面プレート、フタもあるので幅広い調理ができる。

【画像】バルミューダと山善のホットプレートで「焼肉、ステーキ、ホットケーキ」を焼いて比較、使った後の比較、それぞれの付属品など

山善独自の機能は、焼肉プレートのプレート裏面を立体的な“X”の形状にした独自の“Xカット構造”だ。そこから余分な油を効率的に下へ落とし、焼き肉の際に出る煙や油ハネを抑えることができる。プレートは簡単に取り外しができ、軽いのでお手入れもしやすい。

サイズはバルミューダが幅573mm×奥行334mm×高さ88mmで重さ約5.2kg(クラッドプレート含む)、山善が幅440mm×奥行270mm×高さ165mmで重さは約3.2kg(平面プレート フタあり)。テーブルに置いてみると、バルミューダはプレート部分が広いのでたっぷり食材が置けるが、5kg以上あるので持ち運びは重い。ただ、バルミューダは目を引くソリッドなデザインで、高級感がある。一方の山善はごく一般的な、よく見るホットプレートのデザインだ。

焼肉には向かないバルミューダ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください