81歳現役医師"元気の秘訣"は運動とスープにあり 75歳を過ぎ感じた衰えと不調を克服するために
東洋経済オンライン / 2024年10月27日 6時30分
中高年になると急増するのが、変形性ひざ関節症という病気です。これは、ひざの関節の軟骨が少しずつすりへり、ひざに痛みが生じたり、水がたまったりといった症状を引き起こす病気です。
進行すると次第に変形が目立つようになり、安静時にも痛みが取れず、歩行困難を招きます。
ひざに痛みが生じるのは、股関節周辺の筋力が落ちて、必要以上にひざ関節に負担がかかり、ひざ周辺に炎症が広がり、変形してしまうのが原因です。したがって、股関節周辺の筋力を低下させないことが大切です。
そこで、ふだんから太ももの付け根から体を動かすように心がけることで、日常生活の中で無理なく股関節を鍛えることができます。
股関節をしっかり使って立ったり、座ったりするほか、歩くときも、股関節をしっかり使って歩くようにしましょう。
股関節を強化し、安定性を高めるエクササイズを紹介します。
◎ヒップリフト
床にあおむけになり、両ひざを立てて脚を閉じ、両足は親指と小指とかかとの3点にバランスよく重心をのせ、ぴったり床につけ、両足のかかとをくっつけておきます。足の裏全体で床をとらえるようなイメージで行うと、安定感が高まり、効果的です。
両手はななめ下に下げ、手のひらは上向きにして自然にのばします。肩は上がらないようにして床につけ、背中とお尻ともも裏の筋力をすべて使うように意識するといいでしょう。このとき、床と腰のすき間を、おへそを奥にしまうようなイメージで埋めるようにすると、背面の筋肉がバランスよく鍛えられます。
ひざから肩までが一直線になるように、ゆっくりとお尻を持ち上げ、10秒キープ。腰は反らしすぎず、お尻が下がらないようにするのがポイント。
10秒キープしたら、肩、背中、腰、お尻の順でゆっくり下ろしていきます。これを10回くり返します。
※両ひざの間にクッションなどをはさんで行うと股関節を意識しやすく、効果的。
体質改善と病気予防で始めた"最強の野菜スープ"
75歳になると、後期高齢者の仲間入り。激やせしただけでなく、さまざまな不調に襲われ、老いの現実を受け入れざるを得ませんでした。
75歳のときに受けた健康診断の結果、血圧が少し高めになっていて、糖尿病の進行度を示すHbA1cの値も6.4と正常値を超え、軽い糖尿病も見つかりました。
また、病気への抵抗力も落ちていたようで、75歳にして虫垂炎にかかりました。
高齢のため、手術はしないで薬物療法で様子を見ましたが、病気をきっかけに健康管理への意識を新たにすることになりました。
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