セブン「上げ底疑惑」で社長発言がマズすぎた理由 言い方や、他企業との比較も悪手でしかなかった
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 18時10分
今回の再編により、総合流通グループから、コンビニ運営企業に特化する。このタイミングで「ライバルは“過去のセブン”」と打ち出すのだ。仮に、これまでの疑惑が事実無根ならば、「その悪印象を払拭するほどのインパクトを持つ新商品」を用意すればよい。
それは必ずしも、ボリュームを増やせばいいというワケではない。違いが感じられる質の向上や、他社にないオリジナルメニューなど、これまでの商品開発の延長線でも、十分対応できるだろう。大事なのは、広報戦略などの「見せ方」だ。
現状維持ではなく、パワーアップしたと、消費者に印象づける。「疑惑の否定」ではなく「新たな提案」とすることで、ポジティブなイメージは醸成されていく。まさに消費者を「いい気分」にできるか否かに、新生セブン-イレブンの先行きはかかっている。
【画像11枚】「なぜそんなに強気なのか」「現場を知らないのでは」…との声も。セブンの最近の商品を検証すると…
ちなみに、弁当を買って検証してみると…
サンドイッチ、ビリヤニは…
城戸 譲:ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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