男性の3人に1人が経験「ちょいもれ」を防ぐ方法 「尿トラブル」はその場しのぎの対策も有効
東洋経済オンライン / 2024年11月2日 18時0分
①足を上げてあお向けに寝ころぶ
座布団などを使い、足を10cm以上高くして、あお向けになります。15分間その姿勢を続けましょう。それだけで下半身にたまった血液やリンパ液が心臓へ戻り、寝る前に余分な水分を排出できます。床につく3時間前までに行います。簡単な方法ですが、効果的です。
毎晩3~4回トイレで目を覚ましていたのに、この方法をお伝えして、実際にやってもらった次の夜から、ピタリとトイレ通いがなくなったという女性もいます。熟睡できずに昼間眠くてしかたなかったそうなので、とても感謝されました。
②ふくらはぎのマッサージをする
手を使って、ふくらはぎのポンプ作用を手助けするのが、マッサージです。両手で輪をつくるようにしてふくらはぎを包み込み、下から上へ、少し圧をかけるようにもみ上げます。これも就寝の3時間ぐらい前に、左右それぞれ10分程度行うといいでしょう。
かかとを上げ下げするだけでも同じ効果があるので、立ち仕事の人は、仕事中にも手軽に行えますね。
③「弾性ストッキング」を履く
ふくらはぎのむくみを防ぐストッキングがあります。「弾性ストッキング」と呼ばれるもので、医師もその効果を保証しています。弾性ストッキングは、足首付近の圧迫力が最も強く、上に向かうほど圧迫力が弱くなっています。重力で水分が下に移動するのを防ぎ、足元から血液が上に戻るのを促すのです。
弾性ストッキングは、薬局などで購入できます。いろいろなタイプがありますが、ハイソックスタイプがいいでしょう。起きてから夕方まで履いていていいのですが、圧迫感が強すぎると感じたら時間を短くしてかまいません。ただし、心臓病や糖尿病のある人は、医師に相談してください。
④ゆっくり湯船に浸かる
湯船に張った温かいお湯に浸かれば、全身の血液が循環しやすく、むくみが取れやすくなります。また、体に水圧がかかるので、足のむくみが和らぎます。ゆっくり浸かれば、余分にたまった水分も汗として出ていきます。体が温まれば、冷えが原因の頻尿や尿もれも改善します。
寝る直前ではなく、2時間前までに入浴しましょう。寝る直前に入浴すると、かえって寝ている間に尿が排出されやすい状態になり、トイレに行きたくなってしまいます。
また、体が少し冷えたほうが、寝つきがよくなります。入浴は少なくとも寝る2時間前までに済ませ、寝る前にトイレで水分を排出する。そうすれば、夜間頻尿を防げます。
肥満と尿トラブルとの切っても切れない関係
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