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ベースフードに急浮上の大株主「食品のテスラだ」 「こんなチャンスは一生に何度もない」と大投資

東洋経済オンライン / 2024年11月4日 8時20分

不幸にもベースフードは2022年の株式上場以降、株価が公募価格を超えられずに低迷してきた。現在も潜在的な成長性と比べると著しく割安。本来の価値が正しく評価されずに割安となっているため、個人の財産運用として株式を購入することにした。

マスク氏、ザッカーバーグ氏と並ぶカリスマ

・橋本社長との関係について

ベースフードの創業直後にご縁あり数回お会いしたことがある。ここ5年はお会いしていないし、連絡も一切とっていない。

私自身が本務で上場企業グループのトップとして食品事業の経営に関与していた。その経験から現在30代の橋本舜社長は、将来日本を代表する経営者になると確信している。また、日本からイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグのようなカリスマ経営者が将来誕生するとしたら、最も可能性の高い1人だと思う。

当方からベースフードならびに経営陣に対してコンタクトをとることはない。1人の熱烈なファン株主として応援を続けていきたいと考えている。

・潜在的な成長性 ①強固な定期購入会員の存在

ベースフードは22万人を超える定期購入会員が存在。食品加工業において直販を行う定期購入会員の獲得は奇跡に近い偉業。創業から8年足らずで巨大な定期会員を獲得していることは、食品業界の歴史においても異例。月次解約率6.1%も一般的な健康食品の平均解約率とほぼ同水準で、違和感はない。

定期購入会員の獲得により、直接お客様の声や動向を知ることができ、商品開発を含むマーケティング活動において圧倒的な情報の優位性をベースフードは獲得していると理解している。

・潜在的な成長性 ②海外展開が本命のビジネスモデル

原材料が同じ小麦粉でも、パスタ・パン・まぜそば・クッキーすべてを展開している会社は世界的にも珍しい。可能にしているのは商品の研究開発に特化し、製造を外注するビジネスモデル。それを主食という定義でロングライフ商品に特化することで構築したと理解している。

国内においては食管法で原材料価格が規制されていることから、範囲の拡大=原材料調達量の拡大をしてもコストダウンには大きなメリットがない。しかし、海外展開が本格化し、現地生産が開始されれば、大きな利益率改善が見込まれる。

食の先進国である日本で研究開発とマーケティングを行い、ブラッシュアップされた商品で海外に打って出る意図を感じる。世界的にも舌の厳しい日本の消費者と円安を取り込める素晴らしいビジネスモデルだと思う。

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