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お誘いの伝え方で損している人がやりがちなこと 相手が返事に困ってしまうようではアウト

東洋経済オンライン / 2024年11月5日 17時0分

直接的な要求は、一方的な押し付けです。ですが、選択肢を提示したり、理由や見どころなど前後のストーリーをきちんと添えたりすれば、それは「提案」になります。お誘いは、関係を築くための第一歩。ぜひ意識してみてください。

お昼の時間、空いてますか?→人気のあの店、ランチなら安いんです

普段ほとんど話したことがない。そんな相手と、ぜひランチに出かけてみたい。「お昼の時間、空いてますか?」とまずは予定を確認したくなるかもしれません。目的や背景が分からないままでは、どうしても意図や意味をいろいろ想像してしまいます。関係性が深くない上に情報が少ない中での想像はたいてい、ネガティブな方向に広がってしまいます。

相手のプラスになるお誘いを心がけて

「人気のあの店、ランチなら安いんです」という情報があれば、こちらのお誘いの魅力がすぐ伝わります。近所に新しくできたお店や、共通の知人がおすすめしていたなど、ささやかな発見を盛り込んでみましょう。そうすればもし予定が合わなくても、「気になるので、日を改めて」と次の約束につながることもあるからです。

お昼なんてもっとラフに誘ったらいいじゃないか、と感じる方もいるかもしれません。でも、食事制限をしていたり、アレルギーなどの事情でお店選びに慎重だったりする方もいます。食事はサクッと済ませて午後の準備に使いたい方もいます。お昼休憩は、同じ職場であれば全員が持っている時間ですから、使い方も人それぞれ。自分だけの物差しで判断せず、相手のプラスになるお誘いを心がけましょう。

今日の飲み会来ない?→ぜひ話してみたいんだけど、今日空いてる?

新卒の頃、夜遅くに鳴る会社の電話には気をつけろと先輩が教えてくれました。2次会に向かう大先輩が、律儀に電話を取る若手を夜の街へと誘う電話だからです。さすがにそんなことは令和になかなかないと思いますが、どうしても急なお誘いのシチュエーションはあるでしょう。

「今日飲み会あるんだけど、来ない?」と予定と意思をいっぺんに確認したくなるかもしれません。ですが、そもそも急であり、相手に負担のあるお誘いだということは忘れてはいけません。

「ぜひ一度、話してみたいんだけど」「あなたと同じ趣味を持ってる先輩も来るので」と、誘いたい理由をしっかり伝えて、急ではあるものの、ぜひという思いを添えることが肝心です。

例えば、同僚を飲み会に誘う際に、「あなたの意見をぜひ聞きたくて、今日飲みに行きませんか?」と伝えれば、理由だけでなく、大切な存在だというリスペクトも伝えることができます。

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