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お誘いの伝え方で損している人がやりがちなこと 相手が返事に困ってしまうようではアウト

東洋経済オンライン / 2024年11月5日 17時0分

カジュアルな集まりは信頼関係を築く良い機会です。一方で、リモートが広まり、気が引けてしまう方も多いはず。「一度リラックスした雰囲気で話がしたいから、飲み会に顔を出してみない?」など、場の意味を感じてもらえるよう伝えましょう。

してほしいことがあるなら、先にこちらから差し出す

いつ空いてますか?→私はこの日とこの日が空いています

してほしいことがあるなら、先にこちらから差し出しましょう。コミュニケーションで忘れてはならない鉄則です。つい「予定を教えて」と求めることから始まってしまいがち。「私はこの日とこの日が空いています」と先に自分の予定を提示するのは、些細な心がけに見えるかもしれませんが、やりとりが圧倒的にスムーズになります。自らの空き時間をゼロから調べ上げるより、提示された候補をチェックする方が楽だからです。

例えば、会食の予定を立てる際に、「私は火曜と木曜が空いています。どちらかご都合いかがでしょうか?」と提案すると相手の手間を省略することができます。先んじて、「少し遅い時間からの開始でもよろしければこの日も」と△な選択肢も添えれば、よりクイックな調整ができるでしょう。

そもそも「いつ空いてる?」という伝え方では、相手の自由な意思を尊重しているように見えて、「どこかは必ず空いてるよね?」と断る選択肢を奪っているようにも見えてしまいます。自分から空いている日を先に提示することで、相手に選ぶ余地が生まれ、ハードルを下げることにもなります。

他にも、お店の候補を添えておいたり、同席予定のメンバーを伝えたり。いずれも相手の中でより具体的に想定することができ、時間調整の助けとなりますよ。

藤田 卓也:コピーライター

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