「借金477万、4年で1200万貯めた」彼女の家計簿【再配信】 浪費家だった29歳が「苦しくない節約」できた訳
東洋経済オンライン / 2024年11月16日 14時0分
知識がない状態では暗闇の中を歩いているようだったものが、学ぶことで暗闇が晴れて周りが見えるようになった。危機感はネガティブにとらえられがちだが、それがあるからこそキャリアアップや貯金、節約へと意識が向く。危機感に知識が加わったことで、不安が対処できる課題に変わっていった。
成功体験と金融知識、この2つがふゆこさんの節約生活を大きく後押しすることになった。
“不労節約”が日々の支出を抑える
その後のふゆこさんの節約・貯金生活は目覚ましい。家計の見直しを行った結果、月の支出は徐々に落ちていき、最終的には月10万5000円~11万円になった。
2022年の5月に会社を退職して現在はフリーランスだが、4年間の会社員時代に給料だけで1000万円を貯蓄している。昨年(2022年)は1年間で250万円を貯めることができた。そんなふゆこさんの節約のコツについて、項目ごとに紹介しよう。
特に大きく見直したものは、4つある。
① 家賃・光熱費・通信費
家賃はその後、4万4000円の物件から4万円のところへ引っ越してさらに安くなったそうだ。
「その時に家賃交渉して家賃を1000円下げたんですよ。小さな額ですが、毎月のことなので大きいと思いました」
家賃を下げることは、“不労節約”である。月々1000円でも安くなれば、積み重なると大きな金額になる。さらに、ふゆこさんはパートナーと生活しており、家賃と光熱費、家のネット代は折半している。食事は別で各自負担しており、ルームシェアのような感じで暮らしているという。
だから、家賃負担は2万円、光熱費は月1万6000円程度を折半して負担分は8000円、家のインターネット代は5500円を折半して2750円だそう。携帯は格安SIMを使っているため、携帯と家のネット代を合わせても月4000円に満たないくらいだという。
「恋愛や結婚はお金がかかると言う人もいますよね。それぞれのライフスタイルで変わると思いますけど、私の場合は2人で暮らしたほうがお金がかからないなと思いました」
② 食費
食費は、節約を考える上で家賃に次いで大きな項目だととらえている。自炊生活を基本として、弁当と水筒を会社に持って行く生活を習慣化した。また、お腹が減っているときにスーパーへ行かない、安いものを買ってからレシピを考える、を徹底した。そして、なんとなく外食したり惣菜を買ったりするのをやめたという。
「すごく高いレストランに行っていた訳ではなかったのですが、今日は疲れたし料理できないからと外食で1000円~2000円食べることを続けていました。それが積み重なり、月の食費が5万円を超えることもありました」
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