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「借金477万、4年で1200万貯めた」彼女の家計簿【再配信】 浪費家だった29歳が「苦しくない節約」できた訳

東洋経済オンライン / 2024年11月16日 14時0分

「ちょっとだけ」が積もると結構な金額になる。コンビニも1回の買い物金額は数百円でも、行く頻度が高くなると月数万円になったりする。そういった支出を見直したことで、気づかずに使っていたお金を節約できるようになった。この節約で、月4万~5万円かかっていた食費が、月1万7000円になった。

知らないがゆえに損してしまっているもの

③ 火災保険費

また、家を借りる際に入る火災保険を見直して、年間2万円の節約にも成功した。これは意外と盲点かもしれない。

「管理会社によって違うと思いますが、管理会社と提携する火災保険に入るケースが多いですよね。私が今まで利用したところは火災保険が年2万~3万円と結構高かったんです。火災保険は絶対必要ですが、ネットで探して自分で入ると年間5000円くらいでも補償内容が同じものがありました。補償内容を上げても6000円くらいです」

火災保険が年間2万円安くなれば、10年間で20万円も変わってくる。これも“不労節約”だ。火災保険は、車の保険や生命保険のように自分で選んだり比較したりすることなく、管理会社から勧められたものを「そういうもの」と考えて入るケースが多いだろう。知らないがゆえに損をしてしまっていることがたくさんあると考えさせられる話だ。

④ 美容代

コスメやおしゃれが好きだったふゆこさんにとって、美容代の節約は大きな変化だった。コスメ代、基礎化粧品代、美容院代を見直したことで、月2万円かかっていたものが月7000円程度になり、大きく節約できた。

メイク道具の節約は、まずは自己分析からスタートしたという。ふゆこさんはデパートコスメ(デパコス)が好きで1個5000円以上するようなものをよく買っていたそうだ。

「コスメ好きにはいろんな種類があると思います。メイクをするのが好き、コレクター的に集めるのが好き。デパコス愛好家の場合は、美容部員さんが丁寧に接客してくれるからそれが好きとか。

私は元々絵を描くのが好きだったこともあり、メイクをすること自体が好きだったと気づきました。きちんと色が使えればよくて、私には高いデパコスである必要はないと考えるようになりました。プチプラでも性能がいいものも多いので、ドラッグストアで手頃な価格の物を買うようになりました」

満足度を下げることなくできる「驚きの美容法」

自分と向き合った結果、物を買う判断基準がより明確になり、満足度を下げることなく節約につながった。

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