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なんの反響もない「残念プレスリリース」の盲点 大切なのはニュースに関連する情報かどうか

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 8時20分

⑤ 書籍の出版

新刊の出版もプレスリリースの材料となります。とはいえ、新しい本が出たこと自体がメディアで取り上げられることはまずありません。

出版は当の本人にとっては、人生で何度もあることではない一大事です。しかし、一般的には「毎日、何百冊も出ている新刊の1冊」に過ぎないからです。

新聞や雑誌、一部のネットメディアには新刊を紹介する「書評欄」がありますが、こうした欄の担当者はプレスリリースをほとんどチェックしていません。

新刊のプレスリリースがメディアで取り上げられるのは他のパターンと同様に、書籍のテーマがニュースに直結している場合です。

たとえば法改正への対応法を書いた本を出したとします。その法改正を特集しようと情報収集していたメディアの担当者は、そのプレスリリースを目にして「ちょうどぴったりの専門家を見つけることができたので、コメントをお願いしよう」となります。

つまり、新刊のプレスリリースがメディアに専門家としての存在を知らせるための手段として機能するのです。

続く記事『なぜか「テレビの常連」な専門家が意識している事 「常連」と「一度きり」にはこんなにも差がある』では、専門家として取材依頼や出演依頼が来た場合に、「1回きり」になる人と「常連」になる人の違いを解説します。

下矢 一良:PR戦略コンサルタント

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