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東大受かった子が実践「受験英語で勝てる」勉強法 試験で合否分ける英語、どうやって対策する?

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 21時0分

英語はどんな対策が効果的?(写真:miyuki ogura / PIXTA)

まもなく受験シーズンが到来します。東大合格をつかんだ生徒たちは、どのように準備していたのでしょうか。『東大生が教科別にわかりやすく教える 受験勉強法大全』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、志望校合格をつかむ英語の勉強のコツを紹介します。

共通テストなど受験シーズン近づく

1月に大学入学共通テスト、高校入試も2月から実施される高校が多いということで、いよいよ受験シーズンが近付いてきました。多くの受験生が過去問や問題集を解き、合格を目指して勉強しています。

【写真】『東大生が教科別にわかりやすく教える 受験勉強法大全』(西岡壱誠)では、東大生たちが実践していた勉強法を紹介

なかでも対策に苦労するのが「英語」です。英語は、多くの試験で合否を分ける重要な科目ですし、英語で勝負がつく入試も多く存在します。ところが、近年は問題の量が増えたり、内容もどんどん難化しており、対策が難しいとも言われています。

今回は、東大生が英語の試験対策のためにやっていた勉強法をみなさんにお伝えしたいと思います。

まず結論から言うと、「パラフレーズ」の勉強をしている場合が多いです。パラフレーズとは、言い換えられる表現のことです。

例えば、「好き」という意味の英単語と聞くと、何が思い浮かびますか?「like」とか「love」ですよね。ですが、それ以外にもいろいろな「好き」があります。例えば、「be fond of」「prefer」で好む、「favorite」でお気に入り、「cherish」で大事にする、など。このように、1つの単語を覚えるときに、複数の言い換えが考えられます。

英単語帳には、英単語の意味の下に「類義語」が書いてありますし、「言い換え表現」がまとまっているような参考書も多く存在します。

例えば東大合格した人の多くが使っている、『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』という英単語帳では、同じような意味・同じ分野の英単語がまとまって載っています(ちなみにこの英単語帳は、僕の体感では約半分の東大生が使っている、とても有名な参考書です)。

ただ勉強する際に気をつけるだけでなく、友達と「英単語の言い換えゲーム」をしている東大生も多かったです。「1分以内に、likeの言い換えをいちばん多く考えられた人が勝ち!」といったゲームですね。そこで、思いついたものをみんなでシェアすることで、「そっか、こんな言い換えも考えられるんだな」と学ぶことができます。

言い換えが有効な理由

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