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「間違えたら赤っ恥」大人が解きたい文章問題5選 次の文章の中にいくつ間違いがあるでしょう?

東洋経済オンライン / 2024年11月20日 16時0分

大人こそ解いておきたい、国語力を上げる文章問題を紹介します(画像:EKAKI/PIXTA)

新商品の発表のみならず、不祥事が起こった際などに、対外的に発信される企業のプレスリリース。ビジネスシーンにおいて、対外的に発信する文章は、その内容はもちろん、文章そのものにも気をつけたいものです。誤字があったり、固有名詞を誤ったりしては、社会的な信用をさらに傷つけかねません。

そこで元毎日新聞記者の筆者が問題作りと編集を担当し、毎日新聞の校閲記者・岩佐義樹氏が監修をつとめた『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』(JTBパブリッシング)をもとに、ビジネスシーンで特に起こりがちな誤りを、オリジナルの問題とともに解説します(なお問題文の中で、前と後ろで矛盾している場合は原則として前を正しいものとし、後ろを誤りとします)。

ビジネスシーンで間違えがちな「固有名詞」

2024年も多くのプレスリリースが発表されました。不祥事に際して出されたものの中には、「怪文書」と呼ばれ、さらに炎上を拡大させてしまったものもありました。

【画像】さあ、問題です。「間違え」はどこでしょう?

近年、そういった例は枚挙にいとまがないように見受けられます。 こういったプレスリリースだけでなく、普段書いているビジネスメールでも適切な文章を使いたいものです。

まずはこちらの問題、どの部分が誤りでしょうか? ヒントは「固有名詞」です。

1:

父は松下電機(現在のパナソニック)に勤めていた当時、ブリジストンの株を持っていた。

正解を発表しましょう。

電機ではなく「電器」が正解です。同じ「デンキ」でも「三菱電機」「ヤマダデンキ」など字が違うので注意が必要です(ヤマダデンキは2020年にヤマダ電機から名前を変えました)。

また、ブリジストンは「ブリヂストン」です。他に「キユーピー」(「ュ」は小さくありません)や「富士フイルム」(「ィ」は小さくありません)も間違いやすい社名です。

固有名詞といえば、人名も間違いやすいものの1つです。元首相の森喜朗氏と政治家の小沢一郎氏は「ロウ」の漢字が違います。また元首相の菅直人氏の「菅」は「管」ではありません。あるいはテニス選手の「大坂なおみ」さんの「オオサカ」は「大阪」ではありません。

人名に触れたところで、グループ名にも目を向けてみましょう。「Snow Man」は「S」と「M」が大文字です。「Hey! Say! JUMP」は「H」と「S」、そして「JUMP」が大文字です。また「!」は「JUMP」の後にはありません。

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