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40代以降は「休日の質」が仕事の明暗も分ける理由 自分にとっての「理想の休日」を探る必要性

東洋経済オンライン / 2024年11月20日 7時20分

仕事術や時間管理術、スキル向上策などのオンの質向上ももちろん大切だが、ここではオフの大切さについて一緒に考えていきたい(写真:East & West/PIXTA)

オンとオフという言葉がある。

いろいろな使い方や使われ方があるが、ビジネスパーソンにとってのオンとオフとは、仕事およびそれに関連する時間と余暇の時間、という事になる。

ビジネスパーソンが仕事をするうえで大切な事は?

なお、あえてここで「仕事『およびそれに関連する』時間」と書いたが、オンとは何も職場にいる時間や就業時間だけではなく、その時間における質の向上を図るべく、つまり仕事のパフォーマンスを向上する目的で、プライベートの時間を活用しスキルの向上を図る時間も含む、という趣旨であることは言うまでもない。

ところでビジネスパーソンが仕事をするうえで大切な事はなんだろうか?

それは一回キリ、または一瞬だけ最大のパフォーマンスを出す事ではなく、最大のパフォーマンスを維持向上し、つねに再現していく事である。

キャリアとは長期戦である。

もちろんそれはキャリアに限った話ではなく、人生そのものも長期戦である。

長期戦であるがゆえに、短期戦のように、例えば学生の試験前の一夜漬けのような戦い方や向き合い方をしては当然いけない。長期的な視点に基づいた戦略性が求められるし、継続性を維持する為の工夫も大切だ。

最大のパフォーマンスを維持向上し、再現する事が大切、と書いたが、その為の仕事術や時間管理術、スキル向上策などのオンの質向上ももちろん大切だが、ここではオフの大切さについて一緒に考えていきたい。

そもそもなぜ最大限のパフォーマンスの維持向上や再現にオフが大切かというと、先ほどの長期戦である事も関係がある。

要は、短期的な戦いでないがゆえに、長期にわたってパフォーマンスを上げられるように、自分自身のフィジカルそしてメンタルのケアが大切、という事だ。

一瞬だけやり遂げて燃え尽き症候群のようになってしまたり、ケガで故障のような事にならないように、日ごろからフィジカルやメンタル面での自分自身によるケアが大切、という事だ。

よりオフが重要になる40代、50代

20代や30代の前半のような、まだまだ体力も気力もある、という状況においても適度な息抜きというかオフの時間を持つことはもちろん大切だが、40代、50代のようにまだまだパフォーマンスが大きく求められるし、重責についている一方で、体力なんかが若い頃よりも落ちてきた、という年齢のビジネスパーソンこそよりオフが重要になってくる。

むしろその重要性に気が付いていないといきなり戦線離脱、のような事になりかねず、若い頃と違ってやり直しが効くというわけでもない事と相まって、それこそ取り返しのつかない事になる可能性すらある。

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