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大草直子「何を着てもしっくりこない」3つの理由 年を重ねるとともに変化する自分を楽しむには

東洋経済オンライン / 2024年11月25日 8時0分

「何を着てもしっくりこない」のには3つの理由があるという(写真:谷川真紀子撮影)

ファッションエディター、スタイリストとして幅広く活躍する大草直子さん。大人の女性を自分らしく輝かせるスタイリングが、多くの支持を集めている。

【写真でコーデを見る】40代・50代におすすめの秋冬の定番スタイルは「シャツとジャケット」だという

だが、年を重ねるにつれて心身ともに大きな変化を経験する中で、ファッションから遠ざかってしまったという女性も少なくないはずだ。大人の女性は、どんな服選びをするべきなのか。大草直子さんに、その壁の乗り越え方や、これからの季節に最適なベーシックスタイルのポイントについて聞いた。

「何を着てもしっくりこない」への対処法

「何を着てもしっくりこない」と感じてファッションを楽しめなくなることが40代、50代になると増えてくる。大草さん自身も、そんな悩める時期を経験したことがあるという。

「私は30代後半と50歳で、大きな変化を感じました。そうなる理由は3つあると思います。まず1番大きいのはホルモンバランスによる体型の変化。シルエットやサイズだけではなく、肌や髪の質感も大きく変わります。2つ目は、復職、昇進などによる社会的地位の変化。3つ目は、“この年齢でこの服装はイタイよね”という、年齢に対する社会的な慣習や常識による影響です。

ただ、自分と服の間の距離が開いたと感じるのは悪いことではなく、そろそろアップデートが必要というサイン。若い頃と同じファッションに固執する必要はないし、中身の変化に合わせてラッピングをアップデートしていこうとする気持ちが大事だと思います」

【写真】40代・50代におすすめの秋冬の定番スタイルは「シャツとジャケット」。大草さんのコーデはこちら

大草さんに、40代、50代におすすめの秋冬の定番スタイルを聞くと、「シャツとジャケット」だという。40代、50代は体重が増えなくても、二の腕の後ろ側に肉が付いたり、肉質が柔らかくなるが、そこにシャツの直線的なラインが映えるのだそう。またジャケットは、四角いシルエットが、大人の女性を、体型を含めきれいに見せてくれる。

「シャツはタイトなものではなく、アームホールがゆったりした、自分とシャツの間に空気が含まれている感じのものを選ぶと、より抜け感が出ます。ゆとりがあるので下にタートルネックを重ねることもできます。

また、今年のパンツはタックの入ったものが多く、ボリューム感が出るのでヒップの厚みや太ももの張りを逃してくれます。柔らかい素材の、ゆったりしたものを選ぶと、締め付けないのにスッキリと見えます。丈は長めがトレンドですが、働いている方は床ギリギリくらいのフラットで履いてもいいと思います」

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