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初対面を良縁につなげる気くばりのポイント 「また会いたい!」と思われる人になるには?

東洋経済オンライン / 2024年11月26日 19時0分

「また会いたい!」と思われるためのコツをご紹介します(写真:USSIE/PIXTA)

社会人になると、職場以外での出会いは「1回限り」に終わることが多くあります。こちらが親しくなりたいと望んでも、2度目はなかなか訪れません。一度つながった縁を良縁につなげるためにはどうしたらいいのでしょうか。『「気くばり」こそ最強の生存戦略である』から一部抜粋・再構成のうえ、「また会いたい!」と思われるためのコツをご紹介します。

テキストメッセ―ジに感情を乗せる

文字だけで伝えるテキストメッセージは、よくも悪くも気くばりの有無が端的に表れるものです。表情や声色といった付加情報がないぶん、ドライな文面はどこまでもドライな印象になり、相手に冷淡さすら感じさせてしまうでしょう。

だからこそ、テキストメッセージには、意識的に「感情」を乗せるという気くばりが欠かせません。用件だけでなく、人としての温かみや親しみやすさも一緒に伝えることができたら、相手は確実に好印象を抱きます。

今は、メールではなくLINEやFacebookメッセンジャー、Slack、Teams、Chatworkなどのツールを使う人も多いでしょう。手っ取り早く用件を伝えること自体は、効率化という点では悪いことではないと思います。それでも、本当に用件のみで終了するのではなく、ほんのひと言、ふた言、感情を乗せると、その後のコミュニケーションが円滑になり、すんなりと良好な関係を築きやすくなります。

簡単な言葉でいいのです。「楽しみにしております」「ワクワクします」──感情を乗せているのは、このひと言だけ。でも、このたったひと言があるのとないのとでは、相手に与える印象は格段に違うと思いませんか。メッセージには必ず感情を乗せることを意識してみてください。

好印象を残す「お礼」の極意

一度会った相手に「また会いたい」と思われるには、会った後のフォローアップも重要です。ただし、まだ関係が浅いうちにいきなり次のお誘いをしたり、自分を売り込んだりすると、相手に警戒心や不信感を抱かせてしまうかもしれません。

一番いいのは、素直に「お礼」を伝えることでしょう。

「昨日はありがとうございました。〇〇さんとお会いできて光栄でした。またどこかでお目にかかれる機会があれば嬉しいです」

たったこれだけの文面でも、送るのと送らないのとでは大違い。もちろん日常の人間関係でも同様です。日ごろ顔を合わせている間柄なら、何かをしてもらったら「お礼は3回」と心得ておくといいでしょう。

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