朝ドラ女優・兒玉遥さん、うつのどん底で見た景色 「徹夜でダンス練習して⋯」今だから明かす真実
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 9時0分
「小学校時代から芸能界に憧れていて、選択肢は何でもいいので、いろいろなオーディションを受けていたんです。でも、書類選考を通過しても、最終審査が東京のオーディションばかりだったし、親からは『東京へ行かせるほどは応援できない』ってハッキリ言われてしまって。夢をあきらめかけていたときに知ったのがHKT48のオーディションで、迷わず受けました」
兒玉さんが所属したHKT48は “48グループ”の国内4組目として誕生。
系列グループには、元AKB48の前田敦子、元SKE48の松井珠理奈、元NMB48の山本彩……と、人気メンバーも数多くいた。
しかし、グループ加入後の兒玉さんは「あれ、憧れの先輩たちと違う……」と、違和感をおぼえていた。その焦りから「無理やりの食事制限や、徹夜でのダンス練習」にも打ち込み、とにかく自分を追い込んだ。
グループのツアーで見知らぬ土地を巡り、ファンを前にしたステージは、たしかに「楽しかった」という。
反面、笑顔の裏では、自身のビジュアルやパフォーマンスの“理想と現実”にさいなまれていた。
グループの拠点であった“HKT48劇場”では、デビュー当初よりセンターに立っていた。
2014年9月リリースの4thシングル『控えめI love you !』では、17歳で自身初の表題曲センターに抜擢。
以降、2016年4月リリースの7thシングル『74億分の1の君へ』まで、4作連続で表題曲センターを務めた。
自信も実力もなく「なんで、私なんだろう」と
シングルの表題曲センターは、いわば“グループの顔”だ。
48グループをはじめ、多くのアイドルが“センターに立ちたい”と声高に宣言するほど、うらやまれるポジションでもある。
客観的に見れば、活動は順風満帆のはず。
実際、兒玉さんは、4thシングルのリリース当時に「センターって自分で決めるものではないので、どこにいても置かれた場所で輝けるように、これからも変わらず頑張りたい」とコメントを残していた。
しかし、今振り返る本人の思いを聞くと、言葉の印象はガラッと変わる。
「いいポジションをいただいたのに、ビジュアルもパフォーマンスも自信がないし、プレッシャーしかなくて。常に『なんで、私なんだろう。でも、頑張るしかない』と葛藤してばかりでした。周りに『はるっぴ(兒玉さんの愛称)はそのままでいいんだよ』と優しく声をかけられても響かず、ずっと、自分と戦っていました」
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