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MUJI HOTEL「3500円朝ごはん」の"正直な感想" そこそこお値段のホテルビュッフェの評価は…?

東洋経済オンライン / 2024年11月30日 8時40分

食べてみると肉厚ながらしっとりと旨みがつまったスチームポーク(つまりは蒸し豚)や、丁寧に皮目をパリッと香ばしく焼いた信玄鶏の塩糀焼きなど、塩加減も絶妙で「塩味が強めで、食べるとやたら喉が渇くなぁ」なんてこともありません。

美は細部に宿るなんて言いますが、お漬物やドレッシングまでおいしい。こういうところが無印良品クオリティ。矜持にグッときます。

やっぱりおいしい無印良品のバターチキンカレーとバウムクーヘン

この日の個人的な目玉はバターチキンカレーです。

無印良品では約50種類のレトルトカレーを販売しているのですが、バターチキンカレーは2009年発売以来、不動の1番人気として多くの人に愛されています。

トマトベースの酸味のあるフルーティーなカレーに、牛やヤギの乳脂肪分であるギーを加えてまろやかに仕上げたカレーは、ほんのり異国の味わい。

本場のカレーの雰囲気も残しつつも、辛さは控えめなので、朝から汗だくになることもありません。

癖や臭みもないので食べやすいうえに、大きなチキンもゴロゴロ入って食べ応えもバッチリ。こりゃあリピーターが続出するワケです。

さらに無印良品の焼き菓子の代表格であるバウムクーヘン。

不揃いバウムという商品名で、まるで訳あり品のようなネーミングであるにもかかわらず、ギフトボックスまで登場、贈答品としての地位まで確立してしまった大人気商品です。

ビュッフェブースには、バナナ味と紅茶味の2種類が並んでいました。店頭で購入する際は税込180円という手頃な価格と、スティックタイプという気軽に食べられる形状から、むしゃむしゃと1本喰いしていたのですが、小さくカットされたものを改めて食べると、ハッとするほどおいしい。

ほんのり上品な甘さと、しっとりモイスチャーな食感。紅茶は茶葉の華やかな香りが鼻を抜け、バナナは生のフルーツをそのまま練り込んだようなしっかりしたバナナの味で、どっしり感まで感じるほどなのに、独特の青臭さがないのです。

デパ地下に出店しているような高級店で売っているバウムクーヘンと比べると、濃厚すぎないカジュアルな味わいで、日常的に食べたくなる、優しいおいしさがたまりません。

かしわめしは、炊き込みご飯のもととしてレトルトで販売しているものを使用しています。北九州の郷土料理がお手本で、甘辛い醤油味のご飯に、細かく刻んだにんじんとごぼうが入っています。

はっきりした味で、食が進みます。酢飯の上に角切りにしたまぐろや鯛をとびっこと青ねぎで和えた具材を載せた豪華な海鮮ちらしもありました。

激レアな無印良品の手作りパン

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