「フレッシュネス」チキンに"もも肉"使うプライド クリスマス時期の「チキン難民」を狙う戦略
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 9時0分
クリスマスの伝統的なご馳走は国によって異なるようだが、現代の日本ではアメリカに倣い、チキンのローストやフライドチキンが一般的になっている。
【画像】クリスマス限定ファミリーマートの「ファミマプレミアムチキン(骨付き)」
スーパーで入手する人も多いだろうが、ファストフードチェーンではやはりKFCがダントツで、次にモスバーガーだろうか。あとは宅配ピザにもチキンが豊富だ。また侮れないのがコンビニである。クリスマス限定の商品やセット商品などを品揃えして、予約販売を受け付けるほか、当日での購入も可能なのだ。
例えばコンビニチキンの中で人気が高いのがファミリーマートだが、「ファミマプレミアムチキン(骨付き)」(340円)や「直火焼きローストチキンレッグ(骨付き)」(440円)といった数量限定品を売り出すほか、定番の「ファミチキ(骨なし)」「クリスピーチキン(プレーン・骨なし)」などを組み合わせたお得なセット各種を期間限定で販売している。
フレッシュネスバーガーのクリスマスチキン
このように、選択肢が豊富になってきているクリスマスチキン。その中でも今回は、KFCやモスバーガーと同じカテゴリとして、フレッシュネスバーガーを取り上げる。
同チェーンでは2018年より、クリスマス期間限定でスペシャルチキンボックスを販売。2024年はフライドチキン、ポテトを組み合わせた定番セットにプラスして、「麻辣」「チーズオニオン」の2種類のシーズニングがついた限定セットを売り出した。販売期間は12月26日までだ。
【写真】クリスマス期間限定のスペシャルチキンボックス、期間限定「神戸牛バーガー」「神戸牛グラフォアバーガー」、麻辣とチーズオニオンのシーズニング、12月末までのチュロスなど
スペシャルチキンボックス(小)はフライドチキン4本、北海道産フライドポテトRサイズ2個が入って1590円。単品で買うより210円お得になっている。
しかしフレッシュネスについては、フライドチキンの印象があまりないのが正直なところ。筆者はフレッシュネスに行く機会が他のチェーンと比較し多いという自覚があるが、ポテトの代わりにナゲットをバーガーに組み合わせて注文することはあっても、フライドチキンの存在にはこれまで気づいていなかった。
いったいどんな商品なのだろうか。
もも肉を使ったフライドチキンを1年半かけて開発
チェーンを運営するフレッシュネスによると、フライドチキンの誕生は2015年。「クリスピーチキンバーガー」が発売されて後、サイドメニューとしても販売されるようになった。
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