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「家事をしても感謝されない」夫は仕事もできない "評価されない夫"がすべき「たった1つのこと」

東洋経済オンライン / 2024年12月25日 19時0分

PDCAサイクルは、その認知度の高さとは裏腹に、実際にできているかと問われると、できていないことのほうが多いのが実情でしょう。

それではここで、PDCAサイクルをしっかりと知っている人でも、「できているか?」という観点でもう一度、本質的な意味を理解し直しましょう。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)の4つのサイクルのことです。4つのサイクルの頭文字を取ってPDCAサイクルと言い、これをグルグル回して、スパイラルアップさせていき、物事をよりよくしていきます。

たとえば、ダイエット=体重管理をしようと思い立ったとします。

その場合まず、やせる計画(P)を立てて、実際にその計画を実行(D)します。りんごダイエットで、りんごしか食べないぞ、と計画して実行しようとしたところ、計画通りに実行できなかったとしましょう。

体重計に乗り、行動を振り返る(C)と、計画も良くなかったし、実行もできなかったので、体重が減っていないということがわかりました。

そこで、改善策(A)を考え、計画を修正します(Pの2回目)。これにより、より実行可能であり、成果の上がる計画になれば、実行度が上がって体重が減り始める、といった具合です。

PDCAサイクルを明確にすることの重要性

どんな物事であってもうまく活かそうと思うのであれば、このサイクルは必須です。もちろん、組織をマネジメントする際においても必須で、このサイクルがもっとも重要だと考えています。

売上管理なら、売上をどう上げるかの計画(P)を立て、それを実行(D)し、成果が出たのかの結果を踏まえて計画と実行を検証(C)します。そこで、より成果の上がる計画へと改善(A)するわけです。

成果を出す人であれば、意識的であれ無意識であれ、必ずやっているのがこのPDCAサイクルです。

なお、1人で仕事が完結できるプレイヤーであれば、このPDCAを誰かに伝えたり、明確にする必要がないので、その場の思いつきや場当たり的な対応でわりと成果が出たりします。

しかし、プレイヤーとして仕事で成果を出して、管理職(マネージャー)になると、そうはいきません。部下ができたり、他部署との連携が必要になったときに、自分がなんとなくやっていたPDCAが言語化できていないと、人を自分のPDCAサイクルの中に巻き込むことができず、結局すべて自分でやってしまうことになってしまうのです。

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